作成者/管理人   2013年5月上旬実行
桐生から赤城山へ登る



私は平日の休みが多く、ゴールデンウィーク中に動くのは、あまり気が進まなかったが2週間も山へ行ってなかったので出かける事にした。(毎週のようにレポをアップしていたがストックしてあったものを小出しにしていた)w
場所は前々から気になっていた桐生市側から赤城山へ登る、マイナールートである。
このルート、ケーブルカーの廃線付近を通る登山コースで1度は歩いてみたいと思っていた。
一応、正規登山道だが物好き以外歩かないルートなのでゴールデンウィーク中でも殆ど人が居ないと予想した。

ルート/利平茶屋森林公園⇒鳥居峠⇒篭山⇒駒ケ岳⇒駒ケ岳分岐⇒黒檜山⇒駒ケ岳分岐⇒花見ヶ原森林公園



 



スタート地点の利平茶屋森林公園駐車場である。
7、80台駐車出来そうだが3台しか停まっていなかった。
やはり、ここから赤城山へ上る人は滅多に居ないようだ。


森林公園の管理棟の所から車両進入禁止になる。


バンガローだかコテージの中を歩く。


登山口に到着した。
登山の前に見ておきたい場所があったので左方向へ進む。


おっと、キャンプしているぞ。(汗)
それにしても何で車が入れたんだ。


ここが東武鉄道でやっていたケーブルカーの跡である。
営業が終了してから既に4、50年経ってるそうだ。


あちこちのWebサイトで見ているので何の感動もなかった。
画像を写して満足したので引き返す。


それでは本格登山開始なのだ。


結構、岩が多かった。
ただ、見た目ほど歩き辛くなかった。


溶岩が固まったような岩があった。
むかし、赤城山が噴火したのだろうか?


笹が出てきたが登山道自体は明瞭だった。


右側に登山道が存在した。
何処に繋がるのかと思ったら管理棟と書いてあった。
全然気付かなかったがスタート地点付近に別の登山道があるようだ。


水の無い沢の中を渡る。


ここでケーブルカーの廃線と接続。


下の方には小屋が見えた。
これは水汲み場のようだ。


ここから階段上りになる。


しかし、10mも上がらないでまた登山道になる。
後から知った事だがこのまま階段を登っても鳥居峠へ行けるそうだ。


ケーブルカーの廃線から横へ移動して行くと正面に尾根が見えてきた。
ここに乗る事は簡単に想像出来た。


予想通り尾根に乗った。


このV字の所が鳥居峠になる。
標高差あと5、60mって所だろうか。


尾根歩きは直ぐ終わる
ここからの尾根伝いにジグザグに上がって行く。


林道に接続する。


林道は殆ど勾配がなかった。
路面状況もかなり良かった。


鳥居峠に建つ建物が見えてきた。
正面の山はこれから登る駒ケ岳になる。


林道はゲートクローズ。
ただし、脇が甘(ry)^^
しかも両脇。w


鳥居峠に到着した。
ここまでに出会った登山者0人。


鳥居峠からは覚満淵が良く見えた。
その先には大沼の一部も確認出来た。


覚満淵の反対側は関東平野が良く見えるはずだったが霞がかっててイマイチの景色である。


これがケーブルカーの上の駅になる。


先ほどの階段をそのまま上がってくればここへ出られるのだ。


それでは本日唯一の藪ルートを歩くとしよう。
鳥居峠の駐車場の端っこから取り付く。


結構岩場が多かった。
ただ、危険な場所は存在しない。
踏み跡もそれなりにあってそれを追う形で上へ上がる。


20m位上がるとピークになる。
後から調べると篭山と言う名前が付いていた。


篭山を下って行くと岩はなくなり稜線歩きになる。
踏み跡は迷わない程度に付いていた。


篭山を下から撮影。
かなり岩だらけである。


ここで尾根は2方向に分かれる。


こちらの尾根を下って行くと本日のスタート地点付近へ下りられる感じだった。


何時の間にか鳥居峠があんなに小さくなった。


この辺りから少し勾配がキツクなる。


その前にカロリー補給をした。


踏み跡が殆ど隠れてしまう笹薮になった。
ただし、ヒザ位の高さだったので不快な感じではなかった。


ここで正規登山道と接続する。
ここまで誰とも会わなかったがこの後、100人位の登山者を見る事になる。(汗)


正規登山道との接続地点からは南側の視界が開けていた。
相変わらず霞がかった景色である。


正規登山道は階段が多かった。
黒檜山に至るまでの9割近くが階段だった。


眼下に利平茶屋付近が見えた。
あそこから足の力だけで上がって来たとは自分で自分に関心してしまう。^^


駒ヶ岳に到着した。
20人近くの人がいたので証拠写真だけ撮ってさっさと先へ進む。


一気に駒ヶ岳と黒檜山の鞍部まで下る。


振り返って駒ヶ岳を撮影。
この画像では分からないと思うが北斜面に結構雪が残っていた。


鞍部から黒檜山の頂上まで220m上がるそうだ。


階段がなくなり岩が露出してきた。
そうなるとキツイ上り勾配は終わりとなる。


ここで花見ヶ原方面との登山道と接続する。
登山地図によると駒ヶ岳分岐と言う名前が付いていた。
勿論、黒檜山方面へ進む。


駒ヶ岳分岐付近からは小沼が良く見えた。
小沼は大沼や覚満淵よりも1段高い所に位置する。


鳥居である。
ここが頂上かと思ったが違っていた。


更に進むとまた分岐があった。
左側は大沼から上がってくる登山道になる。


黒檜山の頂上に到着した。
ここにも20人位の登山者が居た。


黒檜山が赤城山の主峰になる。


黒檜山の頂上は大した展望ではなかった。


頂上の先に展望ポイントがあるそうなのでそちらへ向かう。


展望ポイントは頂上と逆方向の西側の視界が開けていた。


辛うじて大沼の端っこも見えた。
展望ポイントも沢山人がいたので先へ進むと言うか来た道を引き返す。


一気に駒ヶ岳分岐まで戻る。


ここからは来た道を引き返さないで花見ヶ原方面へ進む。


前方の視界が開けた。
その場所で。


ランチにした。
どうせこちら側は登山者なんて殆ど来ないと思い登山道のど真ん中に座り込む。
幸いランチ中、1組のグループ(3名)が通り過ぎただけだった。


登山道は500mおきに標識が設置されていた。
キツイ勾配も殆どなく歩き易い登山道だった。


多少雪が残っていた。
最高に多い所でこの程度だったが。


階段もあって登山者はそんなに利用していないと思うが良く整備されていた。


確か唯一の休憩場所になる。


地形図で不自然に破線が横移動している場所になる。
本当に横移動していた。


湿地帯ではないが木道が設置されていた。


全然知らなかったが関東ふれあいの道の一部になっていた。
どうりでマイナールートの割りに良く整備されてた分けだ。


残り1キロを切ると勾配が緩くなる。


何かの施設があった。
案内等出ていなかったが多分、水源関係のものだと思う。


駒ヶ岳分岐を過ぎてから初めての分岐点である。
どちらへ進んでもいいようだが右方向を選択。


左方向に広いスペースが見えてきた。
バックグランドのようなものがあったので野球場かな?


舗装路に突き当たり登山道は終わりとなった。


黒檜山から約2時間で花見ヶ原に到着した。
朝、EC-03をデポした時は3台、車が停まっていたがそれらは全て消えていた。
因みに画像左に微妙に写っている車はランチ中に私の横を通り過ぎて行ったグループになる。








今回はゴールデンウィークと言う事で数え切れない位の登山者を見る事となった。
初めて現在の登山ブームを実感した気がする。
平日、山へ行くとどんなにメジャーなコースでも二桁の人と出会う事すら珍しいのでカルチャーショックに近いものがあった。
ただ、ちょっとメインルートから外れれば人っ子一人いない静寂の空間があってこの温度差は何なんだろうと不思議な気持ちになった。
少しルート設定を工夫すれば静かな山歩きを堪能出来るのにな〜

歩行距離/10.7km|累積標高差/+1028m -846m
所要時間(休憩含)/6時間20分(8:30〜14:50)|出会った登山者/100人位
EC-03走行距離/18.4km|累積標高差/+504m -686m|消費電力/約50%

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 14mm/F2.5
GPS/Garmin eTrex30
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



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