作成者/管理人   2013年3月中旬実行
アド山(縦走)



地図で栃木の低山を見ているとアド山と言う変な名前の山が目に入る。
ネットで名前の由来を調べると阿土山城(安戸山城)からきているそうだ。
明治の時代、陸軍が地図表記をする際、カタカナで登録してしまったみたいである。
本来なら阿土山もしくは安戸山になるようだ。
一応、登山道はあるが歩く人が殆どいない、登山コースとしてあまり認識されていない山になる。

ルート/金蔵院駐車地⇒アド山頂上⇒林道小室正雲寺線峠付近(駐車地)



 



林道小室正雲寺線の峠から少し下った場所を本日の駐車地とした。


本日は初めてこれを使う。
20年以上、押入れで眠っていた物だが、先日某オクでタイヤを購入。
この日のために交換しておいた。


駐車地から20m程度標高を上げると小室正雲寺線の峠になる。


と同時にアド山の登山口でもある。
帰りはここから出てくる事になる。


通常ここに車を停めるみたいだが少しだけ落石のリスクがあった。
車の修理代を払いたくないので管理人は落石のリスクを絶対に避けている。w


小室正雲寺線は、ほぼ下りのみだった。
何も苦労せずに大きい道に突き当たる。
この分岐を右折する。


大きい道を1キロ程度走って、また細い道に入る。
分岐にはアド山城跡の標識が設置されていた。


上り坂になった。
16インチタイヤ、ギアなしの自転車では上がる事が出来ずで押しが入った。(汗)


金蔵院の標識に従う。


アド山の登山口でもある金蔵院に到着した。
当日は葬儀があったようで数台の車が停まっていた。


DAHON Tを標識に繋いで。


登山開始である。


若干、登山口が分かり辛かった。
言葉での説明が難しいので画像を加工して説明するとこんな感じになる。


一応、案内が出ていた。


入口付近は少しだけ藪があった。
基本的に、物好きしか歩かない山だからね。^^


申し訳程度に目印が付いていた。


藪が消えてきた。
結果的に藪が存在したのは入口付近だけだった。


三角点かと思ったがただの杭だった。


また、杭である。
この付近、数10mおきに杭が打たれていた。


平地が見えてきた。
見通しがいい場所はないに等しい登山道だった。


この時点で頂上かと思っていたが頂上は更に1段上になる。


けっして急勾配ではないがロープが設置されていた。


やっと頂上付近が見えてきた。
後、もうちょっと。


頂上の手前に祠があった。
これはリサーチ済みである。


アド山の頂上に到着した。
頂上は予想より広い場所だった。


頂上からの展望はそんなに良くなかった。


時間的に頂上でランチタイムだったが展望地があるそうなので先へ進む。


ここから下りになる。


一旦、上り返す。


頂上からも見えていたが砕石所である。
この付近、こう言う痛々しい山が多いそうだ。


唯一の難所に入った。
ロープやら鎖が沢山出てくる。


難所を下から撮影。
上りならギリギリ、ロープがなくても上がれるかも?


無事難所を下り切った。


もう1枚難所の画像を撮影する。


手作り感バリバリの標識が10個位、設置されていた。
字の感じからして近くの小学生とかで作ったものだろうか?
間違ってたらスマソ。^^


危険な所はなかったが岩が混じってきた。


逆側はほぼ上り勾配だけだったがこちら側は結構アップダウンがあった。


この辺りからペンキの目印が出てくる。


前方に石峰が現れた。


勿論、巻道があるのでそちらを通る。


巻道から尾根に上がる。


大した景色ではないが左方向の視界が良くなったので1枚撮影。


頂上を抜かして唯一のチャックポイントのカガミ岩である。
ここは上れるように鎖が設置されていた。


カガミ岩の上からの景色になる。
本日の山行で1番景色のいい場所だった。


多分、ここが314m標高点になる。


また左方向の視界が良くなった。
小室正雲寺線の峠にあった標識に載っていた展望ポイントだと思われる。
ここで昼食予定だったが思ったよりショボイ景色だったので先へ進む事にした。


左下に小室正雲寺線が見えてきた。


小室正雲寺線の峠に出て本日の登山は終了となる。


後は駐車地へ戻るだけである。








結局、駐車地に戻ってからのランチとなった。

アド山、予想通り、なんの特徴もない山だった。
個人的には、こう言うマイナーな山は結構好きなんだが一般的な登山者が登って楽しく感じる事は、あまりなさそうだ。
後、数箇所見所やビューポイントがあれば登山コースとして面白みが出てくるのだろうが。
取り合えず手軽に里山歩きを楽しみたいと言う方だけにお勧めする地味〜な山である。

歩行距離/3km|累積標高差/+405m -301m
所要時間(休憩含)/2時間20分(11:30〜13:50)|出会った登山者/0人
自転車走行距離/3.9km|累積標高差/+42m -146m

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 14mm/F2.5
GPS/Garmin Colorado300
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



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