トラックログを電子国土の地形図に重ねて表示させる方法をやさしく解説  
電子国土にログを表示させる方法



2013年1月作成
時々、Web上で見かける国土地理院の地形図にログを重ねて表示させる技(方法)を実行してみました。
これが予想よりかなり難しく、完成するのに2日もかかってしまいました。(汗)
出来てしまうと何だ、って感じですが何回挫折したか分からないくらい、どつぼに嵌りました。
やり方を解説しているサイト「電子国土Webシステムを利用したGPSログ表示」があるのですが専門的過ぎてHP作成ソフトでサイトを作ってる私じゃ理解するのが厳しい状況で…
多分、挑戦してみたが全然ダメで諦めた方が9割以上だと思います。
そんな方々のために簡単に出来る方法を考えました。
ただし、HP作成ソフトとカシミール3Dが最低限使える方が対象になります。
ブログの管理人さんでもファイルを直接、サーバーに転送出来て尚且つXMLファイルを送る事が許されるブログを借りている方なら出来ると思います。
準備と作業の流れ

使用するソフトを取得する
・ カシミール3D
・ GPX2JSGI

使用するファイルを取得して一部を加工する
・ webtis_map_obj.htm
・ routemap.html(2011-12-08版)
・ routemap_sub.html(2011-03-28版)

取得したソフトでGPSファイルを加工する

仕上げ作業





1. 使用するソフトをダウンロードする
使用するソフトはカシミール3DとGPX2JSGIになります。
・ カシミール3Dはこちらから取得 (好きなやつをダウンロード)
・ GPX2JSGIはこちらから取得 (最新版をダウンロード)





2. 使用するファイルをダウンロードして一部を加工する
・ webtis_map_obj.htmとroutemap.htmlとroutemap_sub.htmlをダウンロードする
  全て「電子国土Webシステムを利用したGPSログ表示」の「電子国土版ルート地図」のページ内から調達出来ます。
・ routemap.htmlのみ加工します。やり方は基準のURLを自分のサイトのURLに変更だけである。
  当サイトをサンプルに書き換えると下記をようになります。
  http://anineco.nyanta.jp/→http://yamatabi-diary.com/

                              





3. 元になるGPSファイルを加工する
元になるGPSファイルをカシミール3Dを使って加工します。
出来上がったらGPX形式で出力します。
GPX2JSGIを使ってGPXファイルをJSGI形式(XML形式)に変換します。
・ 追加ボタン→カシミール3Dで出力したGPXファイルを選択。
・ 選択ボタン→出力ファイルに適当な名称を付ける。
・ メタデータを付加と軌道を間引くは省略。
・ 変換ボタン→XMLファイルが出力される。
・ 後で使うので変換結果情報の中心緯度・経度を必ずコピー(メモ)する。
注意事項)
必ずカシミール3Dを使ってGPSファイルをGPX形式に変換して下さい。
理由は分かりませんがGarminのソフト(マップソース)でGPX形式に変換、GPX2JSGIでXML形式に変換したら電子国土にログが表示されませんでした。





4. 仕上げ作業
転送作業
4つのファイル(webtis_map_obj.htm、routemap.html、routemap_sub.html、xmlファイル)をサーバーに転送します。
HP作成ソフトで行う場合、ツール→FTPツールの起動→接続→4つのファイルを1つづつサーバーに転送して転送作業が終了となります。
リンク貼り作業
この作業が「電子国土Webシステムを利用したGPSログ表示」の管理人さんの説明だと素人には伝わり難かったですね。
この部分を理解出来ずに挫折した方が沢山居ると思います。
ただ、HP作成ソフトを使えば超簡単です。

リンクするものに右クリック→リンク挿入→URLへ→下記のつづりをURLに挿入→ターゲットを新しいウィンドウ→OK→ページを上書き保存
routemap.html?lat=中心緯度&lng=中心経度&url=自分のサイトのURLxmlファイル名
                    ↓
routemap.html?lat=36.072115&lng=139.221266&url=http://yamatabi-diary.com/201212a.xml
※分かり易いよう文字を色分けしています。
リンク貼りをしたページをサーバーに転送して全ての作業が終了となります。

 左側のロゴをクリックすると完成したページにリンクします。
新たなログを電子国土に重ねる場合
全く同じ方法でxmlファイルを作成してそれをサーバーに転送します。
後はリンク貼りの時に中心緯度、中心経度、xmlファイル名をそれぞれ書き換えるだけです。






※ 追記(2014年1月)
何やら今まで使ってた電子国土の地図が2013年の年度末で使えなくなるそうです。(汗)
それで「電子国土Webシステムを利用したGPSログ表示」の管理人さんが超簡単な対応策を公開しています。
マネさせて頂きましたがバッチリ&グレードアップ。^^
今までアイコンをクリックしても全く反応がありませんでしたが新しい地図では文字が表示されるようになりました。
一応、当サイトでもやり方を載せておきます。
2つのファイル(webtis_map_obj.htm/routemap.html)をダウンロード
  「電子国土Webシステムを利用したGPSログ表示」のこのページから調達出来る

routemap.htmlだけ加工する
  http://anineco.nyanta.jp/の部分を自分のサイトのURLに書き換える。(2箇所)

2つのファイル(webtis_map_obj.htm/routemap.html)をサーバーに転送する



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