作成者/管理人   2025年6月実行
燧ヶ岳(柴安嵓に辿り着けず)



百名山の燧ヶ岳を登ってきた。
正確には最高地点の柴安嵓の頂には辿り着けなかった。
理由は残雪が多く、危険を感じて途中撤退した。
別に百名山に拘ってる訳では、ないがいずれリベンジをする予定でいる。
当然その時はアイゼンとピッケルを装備して、じゃなくて雪の影響がない季節を選んで実行するけどね。^^

ルート/沼山峠バス停⇒沼山峠⇒長英新道分岐⇒ミノブチ岳⇒俎嵓⇒柴安嵓(途中まで)⇒俎嵓⇒ミノブチ岳⇒長英新道分岐⇒沼山峠⇒沼山峠バス停

歩行距離/16.9km|累積標高差/1006m
所要時間(休憩含)/9時間20分(6:50~16:10)|出会った登山者/30人位

藪/なし
危険箇所/なし

カメラ/Google Pixel 7a
GPS/Garmin FORETREX601



本日の駐車地。


御池から沼山峠バス停まで電気バスで移動する。


沼山峠バス停には車だかバイクで過去2、3回来ている。
かなり古い話しなので全く記憶にないが。


乗ってきた電気バスはモーターの音が意外とうるさかった。
正直、快適性は普通のバスと変わらなかった。


それでは登山開始である。


木道はコケと濡れてるせい力を入れ過ぎると結構滑った。


30分程度で樹林帯を抜け、湿原に飛び出す。


6月と言う事で水芭蕉が咲いていた。


燧ヶ岳が見えてきた。
この時は当たり前のように山頂に行けると思っていた。(苦笑)


去年、鳩待峠から大清水まで歩いた時は、この分岐まで来ていた。


ここから長英新道が始まる。


長英新道の序盤は残雪が多く、ルートが分かり辛かった。
ただ、ピンクの目印が付いていたので迷う事は、なかったが。


勾配が出てくると登山道は明瞭になる。


合目を表すプレートが1合目こ゚とに設置されていた。
プレートは金属製で檜枝岐村が取り付けたものになる。


平らな日陰があったので一服した。


尾瀬沼が見えてきた。
その向こうの1番高い山が日光白根だった。


大した角度では、ないがハシゴが5、6本設置されていた。


ここで半分になる。


燧ヶ岳の山頂付近が見えてきた。
最高峰の柴安嵓は、もう少し上へ行かないと視界に入いってこなかった。


また、尾瀬沼が見える場所があった。
日光連山も顔を出し始める。


俎嵓がこの距離になった。
南側と言う事で残雪は窪んだ所にしか付いていなかった。


ミノブチ岳に到着。
何故か標識が設置されていなかった。


ようやく柴安嵓を視界に捉えた。
この時点で登頂出来るか出来ないかなんて考えもしていなかった。


画像中央がさっきまで居たミノブチ岳になるが意外と山っぽい山容だった。


尾瀬ヶ原と至仏山が見えてきた。
至仏山にかかる雲は最後まで消える事がなかった。


とうとう9合目になった。


俎嵓の山頂手前は、ちょっとした岩場だった。


俎嵓に到着。
山頂は虫が大量発生していた。


俎嵓から見た柴安嵓になる。
ここで柴安嵓に登頂出来るか初めて疑問に思った。


至仏山には尾瀬ヶ原側から登頂出来るのだろうか?


沼山峠バス停も確認出来た。


新潟の山にも結構雪が残っていた。
標高は燧ヶ岳より2、300m低いのだが。


鞍部まで下りてきて柴安嵓を撮影。
下から見ても道筋が全く分からなかった。


雪が付いてる部分は思ったより歩き易かった。
ただ。


最後は雪の壁状態で垂直とまでは行かないが70度位の傾斜があって、間違っても上がれる気がしなかった。


俎嵓に戻り。


御池方面へ下る。
しかし。


御池の方にも残雪が多かった。(汗)
この時点で午後1時過ぎで沼山峠バス停からの最終便に間に合いそうだった。
滑落とか洒落にならないので御池に直接行くのは諦め、沼山峠バス停に引き返す事にした。


ミノブチ岳まで戻り。


ランチにした。


朝、出発する時は、ここへ戻って来るとは夢にも思わなかったよ。(苦笑)


バスは最終便の1本前の便に乗車する事が出来た。
戻りは電気バスでは、なく普通のバスだった。
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