作成者/管理人   2024年11月実行
矢岳北北西尾根〜篠戸山〜大反山北西尾根



久々に秩父の矢岳を登ってきた。
2015年4月以来だから約10年振りになる。
前日にパソコンでルートを作っていたのだがOneDriveに送り忘れてしまい、現在地確認とルート確認が大変だった。
そのせいもあって下りに使う尾根を間違えてしまい確実にリベンジをする事になると思う。
忘れない内に実行したいが他にも行きたい場所が沢山あるのでどうなる事やら。

ルート/駐車地⇒林道の終点から取付⇒585m標高点⇒820m標高点⇒矢岳⇒篠戸山⇒大反山⇒林道出合(昌福寺付近)⇒駐車地

歩行距離/11.7km|累積標高差/1377m
所要時間(休憩含)/7時間20分(7:50〜15:10)|出会った登山者/0人

藪/なし
危険箇所/矢岳北北西尾根は軽度な岩場と細尾根あり

カメラ/Google Pixel 7a
GPS/Garmin FORETREX601



本日の駐車地。


本日は目覚まし時計のセットを忘れてしまい1時間半近く出遅れた。(汗)
某道の駅で目覚めるとカラスの鳴き声がしていたのでおかしいな?と思い時刻を確認すると6時10分過ぎだった。
慌てて車の中を片付け、秩父の吉野家で朝牛セットを食し、現地まで来ると7時半になっていた。


取り付きポイントに向かう途中、駐車地に使えそうな場所を発見した。
規制がないただの空き地で農村センターに来る方が車を停めると思われる。


ここを左に入って行く。


安谷川にかかる歩行者専用の橋を渡る。


ここで林道に接続する。


民家だか別荘だかが数軒存在した。
ヤマレコのユーザーログを見ると色んな場所にログが表示される。


少し広くなっている所で林道は終わっていた。
この左側の斜面から。


取り付いた。


時々、濃い踏み跡が現れるが長続きしなかった。
ゴッツイ岩場が見えたがそれに近付かないようして進路を取った。
かなりの急勾配だったが滑落するような事が全くなかった。


約170m高度を上げると勾配が緩み、尾根型が明瞭になる。


585m標高点に到着。
矢岳まで地形図上では、ここともう1箇所しかピークとして表されていなかった。


屋根しか残っていない祠を発見した。
林業従事者が置いたものだろうか?


定期的に急登が現れるが踏み跡も殆どなく、歩き易そうな所を適当に上った。


820m標高点に到着。
明るい場所だったので。


休息を取った。


崩落地だと思うが右側が開け、熊倉山の南東側の尾根が視界に入ってくる。


展望ポイントの先は岩尾根だった。


巻いたり正面突破したり臨機応変に進路を取った。
幸いにも私が歩いたルート上には落ちそうな場所は存在しなかった。


尾根の細い所は下を見ないようにして確実に歩を進めた。


岩場だったと思うまた右方向に展望があった。


植林地に入ると岩は消え、かなりの急登になる。


矢岳の手前も岩場だった。
当分続きそうな予感がしたので辺りを見回すと。


左下が緩い地形だった。
一旦、こちらへ逃げ進路を練り直す事にした。


尾根上を見上げると巨大な岩が数個見えた。
戻っても苦労しそうなので緩い地形の所を先へ行ってみた。


矢岳の北側の尾根が目に入ったのでこちらを目指す事にした。


無事、矢岳の北側の尾根上に至る。
ここまで障害物は全くなかったが見た目以上に急だった。


矢岳に到着。


相変わらず味気のない山頂だった。
ランチにしてもいい時間帯だったが先へ進むと言うか少し戻って南の方に進路を取った。


結構、目印が付いていたが順一般道扱いになっている。


1144m標高点に到着。
ここは地形図でピークとして表されていなかった。


篠戸山が近付くと右側にネットが張られていた。


ネットの向こうは伐採地で秩父のシンボルが確認出来た。


篠戸山に到着。


篠戸山の山頂は、そこそこ展望があったので。


ランチにした。


篠戸山の少し先が今日1の展望ポイントだった。


展望ポイントからは矢岳も見えていた。


962m標高点に到着。
この直ぐ先に。


ロープが張られていた。


進む方向は左側で行き先は武州中川駅となっていた。


送電鉄塔が現れた。
本日のルート上で送電鉄塔に接近したのは、これだけになる。


送電鉄塔付近は東側が開けていて、ここが本日最後の展望地だった。


ここまで下って上り返す。
左側に巻き道があったがそちらへは行かずに大反山を目指した。


大反山に到着。
上の画像の通り、三角点峰だった。


大反山から少し行った所でまた非正規ルートとなる。
後で気付いた事だが矢岳からここまで逆向きになるが1度歩いていた。


巡視路ポールが見えてきた。
この右側に。


屋根だけ残った祠が存在した。


続きはロープの向こう側になる。


ロープの先も巡視路だったがここで離脱した。


下りの尾根は岩場や細尾根が数える位しかなかった。
急斜面は時々出てくるが立木が適当にあって苦労する事は特になかった。


最後はお寺の近くを通った。


お寺の墓地が見えてきた。
その手前には野生動物対策用のネットが張られていた。


ネットと立木を利用して。


林道に下り立つ。


下りてきた斜面を撮影。
かなりの急斜面だったが柔らかい土質で危なげなく下山出来た。


6時間もあれば余裕で駐車地に戻れると思っていたが全然無理だった。
と言うのも累積標高差が1400m近かくあって、決してお気楽ルートでは、なかった。
地形図を見ると大した工程に見えなかったが考えが甘かった。
           Copyright (C) yamatabi-diary. All Rights Reserved