作成者/管理人   2023年10月実行
天子ヶ岳〜長者ヶ岳〜天狗岳〜熊森山〜猪之頭峠
 



富士山を囲う、長大尾根歩きの完結編である。
今回は天子ヶ岳の東側から入山して猪之頭峠までの区間を歩いた。
順序を考慮すると逆向きに歩きたかったが事後処理の関係でこのようなコース取りになってしまった。
若干の不満が残るが今シーズン中に歩き切れたので良しとしよう。
登山とは直接関係ない話しになるが本日の終点の湯之奥猪之頭林道は現在静岡県側が工事で通行止めになっている。
もしかすると来年以降、山梨県側が工事になる可能性がある。
その事もあって湯之奥猪之頭林道が冬季閉鎖になる前に何が何でも片付けたかったのだ。

ルート/駐車地(登山口)⇒舗装林道横断⇒天子ヶ岳⇒長者ヶ岳⇒天狗岳⇒湧水峠⇒熊森山⇒猪之頭峠⇒駐輪地(湯之奥猪之頭林道出合)

歩行距離/10.4km|累積標高差/+1524m -762m
所要時間(休憩含)/7時間(7:40〜14:40)|出会った登山者/10人位
自転車走行距離/15.6km|累積標高差/+12m -774m

藪/なし
危険箇所/なし

カメラ/Google Pixel 7a
GPS/Garmin FORETREX601



本日の駐車地。
こちらの情報がネットで見当たらなかったので前々回の登山後に現地調査していた。


登山口は、こちらになる。


コースの案内図は年期が入っていた。


登山道は緩い上り勾配が続く。


登山口から約20分で舗装林道に突き当たる。
山と高原地図の情報ではパーキングマークになっているが路肩に駐車スペースがあって精々2、3台しか停められないと思う。


舗装林道の先は植林地の中を歩く事が多かった。


左側に作業道のようなものが来ていた。
この情報も山と高原地図に載っていたがアプリの現在位置とかなりずれていた。


等高線が混んだ場所はジグザグに切った登山道だった。


富士山が見えるポイントがあった。
前回、前々回の時より大分雪の量が増えていた。


大きい岩が目立ってきたが歩きには支障がなかった。


道標が現れ、左側に枝道が存在した。
この情報は山と高原地図には載っていなかった。


天子ヶ岳に到着。
この場所、明らかにピークでは、なかった。


この付近のピークに行ってみると、こちらにも標識が付けられていた。


この辺りから静岡と山梨の県境となる。


県境の逆側には登山道が通っていなかった。
ヤマレコのユーザーログは県境をトレースしているのだが。


天子ヶ岳と長者ヶ岳の鞍部に至った。
そこは分岐でもあって上佐野と言う場所に行けると道標に書かれていた。


長者ヶ岳に到着。
山頂は東側が開けていて富士山と田貫湖の展望があった。


続きは、こちらになる。
先に進む前に長者ヶ岳の山頂にある休憩施設を利用して。


おやつ&小休止。
休憩中、田貫湖方面から続々と登山者が上がってきた。
ちょっと場違いだったので早々にその場を立ち去った。(苦笑)
結局、この日は長者ヶ岳付近しか登山者とは行き会わなかった。


長者ヶ岳からは比較的軽めのアップダウンの連続だった。


天狗山が近付くとやや急な上りになる。


右側が送電巡視路になった。
この巡視路、山と高原地図で登山道として表されている。


天狗岳に到着。
狭い山頂なので少し先へ行って。


ランチにした。


あまりお目にかからない変わった樹木を発見。
幼木の時、下に石でもあったのだろうか?


天狗岳の先にも数箇所、巡視路との分岐が存在した。


送電鉄塔の所で左右に視界が開ける。
ここでランチにするべきだった。(苦笑)


(富士山)


(1377m標高点峰)


(熊森山)


湧水峠に到着。


湧水峠には東側に登山道が存在したが最初から道幅が狭かった。
ネットの情報だと数箇所、崩れていて下りに使用しない方がいいとなっていた。


1411m標高点と1446m標高点は特に何もない場所だった。


熊森山の手前の登山道には沢山ロープが設置されていた。
上りの場合、殆ど必要性がなかったが。


熊森山に到着。
広く平らで明るい山頂だったが展望は、ほぼなかった。


熊森山の西側の尾根は歩く登山者が結構居るようでヤマレコのユーザーログが濃く表示されている。


熊森山からの下りは急斜面が多かったが何故か反対側よりロープが少なかった。


ガレ場が2箇所、存在した。
ガレ場は展望地でもあった。


(富士山)


(雪見岳)


猪之頭峠に到達した。
ここで三ツ峠山付近まで尾根が繋がった。


下山は前々回と同様、東の方へ下った。


目印をロストしないよう慎重に進路を取った。


涸れ沢になると目印が飛び飛びになる。
間違いかと思ったが間違いでは、なかった。


前々回撮影し忘れた最も狭い場所になる。
前々回は恐怖を感じていて良く確認しなかったが狭い所は1mも距離がなかった。
なので1歩で通過出来、上部にある石も掴めたので危なげなく通り抜けられた。


駐輪地に至った。


グーグルマップに載っていなかったのでトンネルの名前が分からなかったが湯之奥猪之頭トンネルと言う名称だった。


今回も自転車を入れた富士山を記念撮影。^^


※前々回の画像
やはり雪の量が全然違っていた。
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