作成者/管理人   2023年7月実行
坪山を東西に縦走する



上野原の坪山を登ってきた。
場所を特定出来る方は殆ど居ないと思うが三頭山と権現山の間に位置する。
登山者が滅多に訪れないマイナーな場所と勝手に思い込んでいたが良く整備された登山コースだった。
表紙の画像の通り、県道を利用した周回コースを推奨していてコースタイムが4時間半となっている。
私は少しアレンジして上野原と大月の境界尾根まで足を伸ばしてみた。

ルート/駐車地⇒登山口⇒896m標高点⇒995m標高点⇒1034m標高点⇒坪山⇒1172m地点⇒1093m地点⇒境界尾根出合⇒1093m地点⇒尾根出合⇒鶴川渡渉⇒下山口(駐輪地)

歩行距離/8.3km|累積標高差/+908m -782m
所要時間(休憩含)/4時間50分(6:00〜10:50)|出会った登山者/0人
キックボード走行距離/3.3km|累積標高差/+45m -171m

藪/なし
危険箇所/なし

カメラ/Google Pixel 7a
GPS/Google Pixel 5a



本日の駐車地。
この場所、只の空き地で半日停めても特にお咎めがなかった。


羽置の里びりゅう館の方へ進む。


羽置の里びりゅう館の横が登山口だった。


序盤は植林地の中の九折の登山道で凄く歩き易かった。


分岐が現れた。
山と高原地図によると左の登山道は難路扱いでロープが張られていた。


896m標高点に到着。
山名板などは、なく道標にマジックで896m標高点と書かれていた。


896m標高点の先は尾根が細い所が多かったが危険を感じる事は、なかった。


995m標高点も1034m標高点も何もない場所だった。


坪山が近付くと少しだけ険しくなる。
左側に落ちるとヤバそうな地形だったので右寄りに歩いた。


トラロープが沢山設置されていたが上りの場合、必要性は殆どなかった。


坪山に到着。
山頂は伐採したようで東側が大きく開けていた。


(陣場山方面)


(三頭山)


(権現山)


(大菩薩嶺方面)


山頂からの展望を楽しみながらゆっくり朝食を取った。


坪山からは佐野峠・奈良倉山方面へ進む。


登山道は急な下りが多かったが足場は安定していた。


本日、最後のピークであり最高地点に到達した。
ヤマレコのヤマプラでは1172m地点となっている。


ちと分かり辛いが登山道は4方向に分かれる。
ヤマプラによると1093m地点と言う名称だった。


1093m地点からは上野原と大月の境界尾根ピストンになる。


トラバース気味のルートを進むと作業道に接続する。
この作業道、かなり荒れていて廃道だと思われる。


ここで上野原と大月の境界上になった。
当初は西原峠まで行くつもりだったがこのまま来た道を引き返した。


1093m地点に戻り、正面のトラバースルートを進む。


トラバースルートは不明瞭な所が多かった。
後で知った事だが既に廃道でヤマレコのユーザーログも薄かった。


尾根上になりトラバースルートは終りとなる。
そこには朽ちた道標が存在した。
逆側にもトラバースルートがあったようだがこちらも廃道になっている。


当然、尾根上のルートも廃道でかなり不明瞭だった。


現役の植林地になるとルートが明瞭になる。
ただ、これで合ってるのか不安な気持ちを抱えながら歩いていた。


水音とともに鶴川が目に入ってきた。


鶴川の河原まで下りてきた。
ここへはピンクの目印で誘導していたがこの先は何も付いていなかった。


河原をウロウロしていたがルートを発見出来なかった。
少し上流へ行って。


流れが緩い浅瀬を渡渉した。


踏み跡があったのでここを上って行く。


ドンピシャで駐輪地へ至った。
手前に山道があってそれを辿ればスンナリ歩けたかも知れない。
ただし渡渉を避けるのは難しいと思う。
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