作成者/管理人   2022年8月実行
金ヶ岳〜茅ヶ岳



2022年夏休みの山行4日目である。
今回は二百名山の茅ヶ岳に登った。
こちらの山は百名山の発案者である深田久弥さんが亡くなった場所として知られている。
一般的な登り方は南側にある深田記念公園から伸びる2本の登山道で周回するようだ。
私は金ヶ岳にも登りたかったのでそれを絡めて南西側から周回した。

ルート/駐車地⇒金ヶ岳登山口⇒金ヶ岳⇒茅ヶ岳⇒深田久弥終焉の地⇒茅ヶ岳⇒千本桜⇒舗装林道出合⇒駐車地

歩行距離/10.8km|累積標高差/1167m
所要時間(休憩含)/6時間10分(9:30〜15:40)|出会った登山者/2人

藪/なし
危険箇所/金ヶ岳の手前が細尾根で岩場あり

カメラ/Google Pixel 5a
GPS/Garmin GPSmap66s
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



 



本日は天候の関係で9時半出発と言うかなり遅いスタートとなった。
この後は晴れの予報だったが2時間前までは激しい雷雨で山登りなんて出来る状態では、なかった。


出発して直ぐの所がキャンプ場になる。
この左側に。


車を停めようとしていたが綺麗に整地されていてキャンプ場の土地か微妙でやめといた。


キャンプ場の先は林道歩きとなる。


ここで舗装路に突き当たる。
この左側が。


登山口だった。


登山道には山頂までの距離を示す案内が沢山付けられていた。


メインコースでは、ないので藪も覚悟していたがいい方に外れた。


勾配が増してきたが踏み跡をトレースすればスムーズに歩ける。


大岩が現れたがそれを避けるように登山道が通っていた。


ここは崩れていて狭くなったいた。
山と高原地図に危険マークで表されている場所かと思ったが全然違っていた。


展望がありそうな場所だがガスってて殆ど視界がなかった。


ロープが現れたが右側が崖だった。
この辺りから難所となる。


トラロープと根っこを使って急斜面を攀じ上る。


雲の上になったようで視界が効くようになり金ヶ岳の山頂を特定した。


右の方に目をやるともう1つのピークが存在した。
茅ヶ岳なのかと思ったが違っていた。


この下りは2m近く高さがあったので尻込みしてしまう。
お助けアイテムがあれば躊躇なく下りられたがそんなもの何処にもなかった。
岩を掴みながら下りれば問題なかったが下が崖かも知れなかったので必要以上に緊張した。


その先は2、3箇所岩場が存在した。
落ち着いて通過すれば問題ないが尾根が細くスリルがあった。


岩場の上で視界が良くなる。
画像を撮ってる場合じゃなかったが1枚撮影する。


この標識の所まで来れば後は安全地帯だった。


金ヶ岳に到着した。
確実に登山者が来ていると思っていたが誰も居なかった。
結局、当日は単独行の方を2名、見かけただけだった。


山頂からは雲が多いものの戻りに使う尾根が確認出来た。


人が居ないと言う事で金ヶ岳でゆっくりランチにした。


金ヶ岳からは一旦下って上り返す。
この案内がある所は。


分岐で観音峠からの登山道が来ていた。
観音峠方面のルートは痩せ尾根と岩場があるようだが危険マークは付いていない。


霧に石門が浮かぶ。


石門は人工なのか?天然なのか?


ここまで下って茅ヶ岳に向けて上り返す。


大半が歩き易かったが。


1部、岩場が存在した。
難易度は大した事なかったが。


茅ヶ岳に到着した。
茅ヶ岳は三角点峰で先程、登った金ヶ岳より約60m標高が低かった。
高い踏み台があれが360度展望なんだがこの時季だとそこまでなかった。


(金ヶ岳)


(奥秩父方面)


(甲府盆地方面)


茅ヶ岳にザックをデポして。


深田久弥終焉の地に向かう。


100mちょっと高度を下げて深田久弥終焉の地に到着である。
精々5、60mも下れば来れると思っていたが全然無理だった。
画像の通り、綺麗な花が供えられていて未だに登山を趣味としている人々に多大な影響を与えてると実感した。


茅ヶ岳の山頂まで一気に戻り一服したのち。


下山に取り掛かる。


山頂から5分位、下った所が深田記念公園方面との分岐でここから。


小石混じりの急斜面で数回スリップした。


こちらの登山道も山頂までの距離を示す案内が何枚も付けられていた。


数少ない展望地になる。
ここだけだったか何箇所かあったか全く覚えていない。

1404m標高点付近は岩混じりのアップダウンが続いていた。
ヤバそうに見える所もあったが実際に通過すると大した事がなかった。


平地になる手前がまた急斜面だった。
こちらは路面の状態が良く滑るような事は、なかったが。


勾配が殆どなくなり極端に歩き易くなる。


公園の一部のようになった。
後で知った事だが千本桜と言う場所だった。


しばらく林道のようなルートでやがて舗装路に突き当たる。


出口にある道標には金ヶ岳登山口と書かれていた。
金ヶ岳登山口とは最初の方に出てきた登山口の事になる。


舗装路歩きは予想以上に長かった。
深田記念公園付近を下山口とするプランもあったがやめといて正解だったかな。


ここで1周完了になる。


4時少し前に駐車地に戻ってきた。
私にしては遅めの登山終了なんだがこれ位の時間だと就寝までの時間を持て余さないで済んで逆に良かった。
ただ、夕立の可能性を考えると早出発早帰りが基本になるが。
この後、山梨日帰り温泉湯めみの丘に寄ったのだが大賑わいだった。
料金が700円と言う情報だったが500円に値下げされていてそれが要因だったのかも知れない。
露天風呂からの山の眺めが素晴らしく山好きには特にお勧めの日帰り温泉になる。
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