作成者/管理人   2022年6月実行
七ヶ岳(黒森沢〜七ヶ岳〜下岳)



南会津の七ヶ岳を登ってきた。
この付近、ダート林道の宝庫で10数年前は毎年複数回通っていた。
登山をするのは今回が初めてだが七ヶ岳林道と言う有名なロングダートがあって、七ヶ岳の事は凄く気になっていた。
軽く調べると沢ルートで上り、七ヶ岳の尾根上を縦走して、林道に下るのが一般的な歩き方だった。
今回、その定番のコース取りをそのままトレースした。

ルート/駐車地(黒森沢コース登山口)⇒黒森沢⇒七ヶ岳⇒下岳⇒下岳登山口⇒長い林道歩き⇒駐車地

歩行距離/11km|累積標高差/998m
所要時間(休憩含)/6時間30分(7:40〜14:10)|出会った登山者/0人

藪/なし
危険箇所/なし

カメラ/Google Pixel 5a
GPS/Garmin GPSmap66s
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



 



起点の黒森沢コース登山口駐車場になる。
ここは10台ちょっと車を停められるスペースがあった。


何時も通り、登山届を出さないで登山開始である。
て言うか登山届を出したのは人生で1回、信越トレイルを歩いた時のみになる。


序盤は林道のようなルートだった。


大木は、なかったがブナ林の雰囲気が凄く良かった。


案内に従い左の支線に入る。


この先から道幅が狭くなる。


勾配が増してきてやっと登山道らしくなってくる。


残雪が現れた。
ここは横切るが正解だったが。


何も考えないで上へ向かってしまう。(汗)


正面が岩壁になった。
ここでガーミンで位置を確認すると予定ルートと全然違う場所を歩いていた事に気付き引き返す。


なんとか正規ルートに接続する。
残雪の下りは避けたいので道のない樹林帯の中を歩いた。


沢を渡る。
その後は。


ロープ場の連続だった。
角度的には全然大した事がなかったが。


ロープを頼りに沢の方へ下りて行く。


立派な滝が現れた。
滝にはロープのようなものが付いてるように見えたがほぼ垂直なのでピンクの目印に従い。


対岸へ渡る。


この先は沢歩きとなる。
ぱっと見、滑りそうな岩壁だったがそうでもなかった。
ただし滑り落ちるとかなりヤバそうなので1歩1歩足場を確認しながら慎重に歩いた。


取り合えず急な所は滞りなく、こなす事が出来た。
しかし、沢歩きは、まだまだ続いていた。


残雪が出てきたがこれ以上増える事は、なかった。


ここから本流を離脱して支流の方に入る。


水の流れがなくなった。
と同時に勾配がキツくなる。


勾配が緩み、路面が安定してくる。


ここで七ヶ岳の稜線上となる。
正面の方には。


高原山が見えていた。


西側には雪をまとった山があったが燧ヶ岳だと思われる。


七ヶ岳に到着した。
名前からして7つのピークがあってここが1番峰になる。


三角点の標石がやけに大きかったが1等三角点だった。


標識によると会津100名山となっていたが福島100名山でもあるそうだ。


山頂からは北東側の展望があった。
(南会津町の市街地方面)


(これから歩く峰々)


一服してから七ヶ岳の縦走開始である。


尾根上は背の高い樹木が殆どなく、展望が効く所が多かった。


イワカガミが沢山咲いていた。
多分、時季がドンピシャだったのだろう。


少し進んだ所から振り返って七ヶ岳方面を撮影。


黒森沢の逆側の尾根も歩けそうな地形だった。
ヤマレコにはログが表示されていないが。


那須岳方面は雲が多かった。


この岩っぽい所は右側が崖だったが補助ロープがあって特に問題なかった。


1558m標高点の1つ手前のピークへの上りが急勾配の所が多く、ロープが数本付けられていた。


那須岳の荒々しい山肌が肉眼で確認出来るようになった。


林道ライダー、廃道マニア憧れの塩那道路も見えていた。


※2010年10月の画像
塩那道路は12年前にMTBで走破していて、その当時は車でも走れる状態だった。(一般車は通行禁止)
しかし、現在は完全廃道になってしまったの事。


1558m標高点へ至ったが何も付いていなかった。


下岳が見えてきた。
これが七ヶ岳の端っこになる。


那須岳にかかる雲は大分消え、更に岩肌が強調されていた。


下岳に到着した。
かなり疲れた標識があって、七ヶ岳と同じで三角点峰だった。


下岳からは七ヶ岳の本峰が確認する事が出来た。
地図で確認すると本峰までの直線距離は3キロ位だった。


下岳でランチにした。
暑くなると思い凍ったペットボトルを保冷剤の代わりに持ってきたがあまり気温が上がらず必要なかった。


下岳からは下り基調のアップダウンで特に歩き難い場所は、なかった。


草刈りの跡があった。
刈り込んだ笹が青々としていて数日前にやった感じだった。


この先は下りっぱなしになる。
右側にも登山道があったがこちらは山と高原地図に出ていなかった。


快適な下りが続く。


少しだけ急な斜面になる。
ロープだらけだったが全く必要ない角度だった。


ここでロープは、なくなり。


勾配もほぼなくなる。


ここで林道に接続して駐車地まで林道歩きとなる。


1箇所だけになるが支線が出来ていた。
画像の通り、本線は砂利道で支線が舗装路と常識の真逆だった。


駐車地へ戻ってきた。
平日なのでさすがに貸し切りかと思ったが相模ナンバーの乗用車が1台停まっていた。
ちなみにここまで5キロちょっと砂利道を走って来なければ辿り着けない。
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