作成者/管理人   2021年11月実行
王岳〜五湖山〜阿難坂峠



前日の続きで王岳から阿難坂峠までを歩いてきた。
予想は、していたが稜線歩きをしている時は誰とも会わなかった。
と言うのも今回の区間は連絡が悪く、エスケープルートが1つもなく、マイカー登山者なんかは先ず敬遠すると思うからだ。
距離が長いと言う訳では、ないがトレイルランナー位しか見向きもしないだろうね。

ルート/駐車地(根場)⇒王岳⇒横沢ノ頭⇒五湖山⇒阿難坂峠⇒駐輪地

歩行距離/8.1km|累積標高差/+935m -911m
所要時間(休憩含)/4時間40分(6:30〜11:10)|出会った登山者/1人
自転車走行距離/7.5km|累積標高差/+66m -90m

藪/なし
危険箇所/なし

カメラ/Google Pixel 5a
GPS/Garmin GPSmap66s
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



 



昨夜は富士河口湖町のビジネスホテルに泊まった。
真っ暗な早朝、そのホテルをチェックアウトして6時過ぎにこちらへやってきた。
到着時は、まだ薄暗かったが身支度が終え出発する頃には明るくなっていた。


駐車地から40分位で登山口に至った。


沢の近くを脱すると快適な登山道となる。


昨日は全く気付かなかったが王岳が見えるポイントがあった。


尾根に乗ると笹薮が目立ってくる。


ここで主稜線上になる。
このまま主稜線歩きをしても良かったが。


王岳に立ち寄った。


本日は昨日より気温が高く、富士山の眺めがイマイチだった。


折角なので王岳でカロリー補給をした。
そうしてる間に単独行の方が私と同じルートで上がって来た。
この日は、この登山者しか最後まで見かける事がなかった。


それでは稜線歩きの続きを再開するとしよう。


山と高原地図の情報通り、急斜面で滑り易かった。
当日はコンディションが良く、あまり苦労しなかったが雨後とかは厄介そうだ。


バイクのエンジン音と共に集落が見えてくる。
地図で確認すると国道358号線沿いの集落だった。


正面が開けた。
手前の尾根をこの後、歩く事になる。


急斜面が収まってきた。
そうすると。


笹薮が目立ってくる。


横沢ノ頭に到着した。
山名板は付いていなく山頂を特定し辛い場所だった。


この岩場は凄く険しそうだったので良く観察しないで右から巻いてしまった。
画像を見返すとピンクの目印が付いていたので正面突破が正解になる。


王岳の山頂以来になるが富士山が見えてきた。


王岳が見えるポイントもあった。
意外に形のいい山だった。


右側が暗くなったと思ったら植林地である。
植林が稜線上まで来ていたのは昨日歩いた所を含めてもここだけだった。


また、笹薮が出てきた。
山と高原地図の情報だと手前よりこの辺りの方が笹薮が深いとなっていたが逆だった。


五湖山を特定した。
地形図では分かり辛いが2つのピークがあって奥の方が少し標高が高い。


五湖山に到着した。
そんなに広くない山頂で展望は、なかった。


五湖山で2回目の休息を取った。


五湖山の先で展望があった。
見落としていたが山と高原地図に情報がしっかり載っていた。
展望がいい所は日当たりが良く所々枝藪が迫り出していて夏場は不快かも知れない。
(三方分山)


(富士山)


(精進湖)


五湖山からここまで下って上り返す。


お助けアイテムがない岩場が現れた。
手がかり足がかりが安定していたので見た目程、怖くなかった。


岩場の上が最後の地形図上のピークになる。
ここも展望が効く場所だった。
(三方分山)


(精進湖)


(富士山)


阿難坂峠に到着した。
歴史のありそうな峠で中々趣があった。


阿難坂峠の詳細は、こちらになる。


石仏と石碑が置かれていたがどれも風化していた。


驚いた事に逆側にもルートが存在した。
地形図を見るとあってもおかしくないが何故か山と高原地図には未掲載だった。


逆側のルートは道自体明瞭だったがいきなり倒木が見えていた。
ヤマレコユーザーのログを確認するとあまり歩かれていなかった。


終点を目指して精進湖側に下る。


水場があるとなっていたがここだろうか?
どう見ても下の集落のための取水場のようだが。


巨大な砂防ダムが3、4基存在した。
これを避けるように登山道が通っていた。


ここから舗装路でその右側が。


駐輪地になる。
これは昨日の夕方に仕込み済でそのお陰で朝から余計な作業を省く事が出来た。
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