作成者/管理人   2020年6月実行
中尾根〜有間峠〜タタラノ頭〜バラ尾根



有間ダムの西にある藪尾根を2本歩いてきた。
どちらの尾根も山と高原地図に名前が出ているが登山道は通っていない。
標高からして涼しい時に歩くような場所なんだがこの時季の実行となった。
取り合えず今回で忌まわしい県内縛りは終わりとなる。
次回から大手を振って県外進出が出来るが梅雨真っ只中なのでどうなる事やら。

ルート/駐車地⇒舗装林道歩き⇒中尾根取付⇒807m標高点⇒1121m標高点⇒有間峠⇒タタラノ頭⇒1016m標高点⇒834m標高点⇒舗装林道出合⇒駐車地

歩行距離/11.1km|累積標高差/970m
所要時間(休憩含)/6時間40分(7:40〜14:20)|出会った登山者/0人

藪/僅か
危険箇所/なし

カメラ/LUMIX DMC-GM1+LUMIX G 20mm/F1.7
GPS/Garmin FORETREX601
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



 



管理釣り場の駐車場に車を停めてスタートする。
初めてこちらの駐車場を利用したが駐車場の案内がなく何処へ車を置いていいか良く分からなかった。


最初は舗装林道で西の方へ進む。
当日は10台近い車に追い抜かれた。
舗装林道は通行止めだったので林道の工事関係の車両だったのだろう。


この橋の先が中尾根の末端部に当たるが取り付けそうもないので。


沢の方へ進む。


沢には排水管のようなものが転がっていた。
この時は気付いてないが対岸の作業道に行くための橋がかかっていたと思われる。
石を伝ってそちらへ渡りその作業道を少しだけ歩いた。


踏み跡が沢山付いていたのでここから取り付く。
その後は歩き易い場所を探しながら上へと行ったがなるべく左寄りに歩いた方が良さそうだ。


尾根に乗ると極端に歩き易くなる。
植林地の割に露岩が多かったが障害になるような事は全くなかった。


右側に古い作業道が来ていた。
地形から考えて手前の作業道の先の部分なのは間違いないだろう。


この辺りは微妙に下っていた。
スマホで位置を確認すると807m標高点を通り越していた。


地形図通り、急勾配になってきた。
露岩が多かったが危険な所は、なかった。
ここを上り切ると。


林道(大名栗林道)に飛び出す。


林道からは有間山が見えていた。
有間山かな?と思い適当に写したがその通りだった。


続きは左に少し行くと踏み跡があったのでそこから取り付いた。


尾根上になると比較的新しい作業道が現れる。
当分、これを歩く事になる。


左方向には高圧線の鉄塔が見えていた。
これは有間峠から都県境尾根に向かう途中にあるものになる。


作業道には何箇所か分岐があった。
全て上へ行くルートを選択した。


ここで作業道は終わりとなり適当に取り付いたがこの先にはルートのようなものは存在しなかった。


作業道の終点から4、50m高度を上げて1121m標高点に到着である。
山名板がありそうな場所だったが何も付いていなかった。


1121m標高点でおやつ&小休止。
時季的に虫が多く、刺す種類が居たので早々に先へ進んだ。(汗)


有間峠が近付いてきた。
大名栗林道の手前と同様、急勾配になるのかと思ったがそうでもなかった。


ここで林道に突き当たり少し右に行くと。


ゲートが存在した。
この林道、東京側の林道と繋がる計画があるようだがもう何十年も放置されている。


ゲートの先が有間峠になる。
画像の通り、路肩が半分近くが落ちていた。


有間峠からは有間ダムが良く見える。
以前は車やバイクで簡単にこの景色を拝む事が出来たが当分無理だろう。


名栗側のゲートが閉まっていた。
こちらも下の方が崩落しているのだろうか?
ゲートを越えて。


登山道に入る。


近年減りつつあるスズダケがお出迎えである。


この登山道、逆向きになるが1度歩いていた。
その時はガスってて視界が殆どなく周りの状況が掴み辛かったが自然林が多く気持ちのいいルートだった。


タタラノ頭に到着した。


ここへ来るのは2013年以来だから7年振りになる。


※2013年10月の画像
山名板は、その時のものと同じようだった。
作りがいいのか凄い耐久性である。


タタラノ頭でランチにした。
少し早かったが1121m標高点と違い虫が居なく気温も適温で快適なランチとなった。


タタラノ頭の東側の尾根がバラ尾根になる。
こちらに来た後に気付いた事だがバラ尾根は登山詳細図に載っているコースで中尾根は載っていなかった。


植林地になると勾配が緩くなり歩き易くなる。
ただ、何も考えてないと確実に左の方へ引っ張られてしまう。


舗装林道の手前までやってきた。
目印とかで誘っていなかったので少し引き返して下降出来そうな所を探す。


進行方向右側に下降ポイントを発見した。


最後は1mちょっとの段差があったが無事舗装林道に着地する。


続きは目印が沢山付いていた所から取り付いた。
この先は複雑な地形で967m標高点がある方へ引っ張られてしまい無理やり修正した。


1016m標高点に到着した。
印象に残らない場所のようでこの画像を写した記憶が全くなかった。


林道への降下ポイントへ差し掛かる。
今回は先程と違い目印で誘導していて。


悩む事が全くなかった。


着地点には階段が設置されていた。
今度の林道は未舗装路で上りでも少し歩いた大名栗林道となる。


続きは、こちらになる。
道型があって目印でも誘っていた。


834m標高点に到着した。
ここは左の方に多少であるが展望があったが画像を写し忘れていた。


834m標高点の先は露岩混じりの急勾配だった。
ただし道のようになっていたので危なげなく下る事が出来たが。


急勾配が終わると緩やかなルートとなる。


歩く予定の方向がビニールひもで塞がれていた。
右の方を見ると。


目印が付いていたのでこちらへ進路を取った。
少しの間、急勾配だったが踏み跡に従えば問題なく下れた。


急勾配が終わると尾根型が明瞭になる。


岩尾根になってきた。
左の植林地の中を安全に通過した。


急に周囲が明るくなった。
正面の作業道に目が行ってしまい気付かなかったが伐採地のようだった。
そこからは素晴らしい展望とまでは行かないがそこそこの眺めがあった。


(都県境尾根方面)


(有間ダム)


作業道は直ぐ行った所で左右に分かれる。
正解は右方向なんだが左に行ってしまい引き返す事となった。


ここで舗装路に接続する。


左側は未舗装路で位置がずれていたが地形図に載っている破線になる。


バリケードが見えてきた。
その直ぐ先で。


上りで歩いた舗装林道に接続する。


駐車地へ戻るとバーベキュー施設に数人のお客が来ていた。
朝、管理塔に臨時休業の案内が出ていたのでてっきり休みだと思っていた。
駐車代の催促は、なかったが帰り際、管理塔に寄りお金を払おうとしたがいらないと言われてしまう。
確か300円と言うネット情報があったが経営者が代わったのだろうか?
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