作成者/管理人   2019年10月下旬実行
浅川〜権現山〜尾名手峠〜西原峠〜佐野峠〜松姫峠



山梨県東部に位置する奈良倉山の北東側の尾根を歩いてきた。
こちら方面へは大分前から来ようと思っていて他のレポで複数回触れている。
しかし、実際には放置状態だった。(苦笑)
サイト内を確認するとこれに繋がる三頭山〜鶴峠が5年前、大菩薩〜牛ノ寝通りが4年前に歩いていた。
当初は1、2回で完結する予定だったがよくよく調べると派生尾根が沢山存在した。
大まかなプランになるが後4、5回は楽しめるんじゃないかな?

ルート/浅川バス停⇒浅川峠⇒権現山⇒麻生山⇒尾名手峠⇒三ッ森北峰⇒大寺山⇒小寺山⇒西原峠⇒佐野峠⇒奈良倉山⇒松姫峠⇒国道139号線で北側に下る⇒駐輪地

歩行距離/22.9km|累積標高差/+1565m -1383m
所要時間(休憩含)/8時間40分(7:30〜16:10)|出会った登山者/0人
自転車走行距離/15.1km|累積標高差/+54m -479m

藪/なし
危険箇所/ロープのない岩場あり

カメラ/LUMIX DMC-GM1+LUMIX G 20mm/F1.7
GPS/Garmin GPSmap64s
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



 



手前の路肩に車を置きバスで奥にある登山口に向かう。
手前に車を置いた理由は事後処理の事を考えたからである。


終点の浅川バス停までやってきた。
その目の前が。


登山口だった。


登山道は最初、林道を利用していた。


ここで林道は終点となり。


山道が始まる。
パット見、ルートがないように見えたが右へトラバークしていた。


トラバースが終わるとジグザクに切ったルートだった。


何時の間にか尾根上となり勾配も緩まってくる。
この調子で浅川峠まで行けるかと思ったがその手前は多少であるが勾配が出てきてしまう。


浅川峠に到着した。
峠を示す標識もなく東側の破線ルートも見当たらなかった。


浅川峠からは軽いアップダウンだった。
あまり登山者が来ないようで全く荒れていなかった。
近くの奥多摩辺りの登山道と比べると全然別物になる。


権現山がある稜線が近付くと勾配が増し上り一辺倒になる。
ただし登山道を忠実にトレースすれば苦もなく歩く事が出来た。


権現山がある稜線に突き当たった。
この稜線と言うか尾根で松姫峠を目指すのが本日のミッションになる。
その前に権現山をピストンする。


なんか標識が出てきたが権現山の巻道との分岐だった。


最初の目的地である権現山に到着した。
何箇所か開けた場所があったが残念ながらガスってて何も見えなかった。


スタートして2時間程だったので一服した。


浅川峠分岐まで戻り正面へ進む。


こちらもあまり登山者が来ないような雰囲気だった。
尾根繋ぎが目的でないとわざわざコース設定に取り入れない場所なのだろう。


特徴的な岩の裏側に小さな仏像が祀られていた。(進行方向逆側から撮影)
非常に目立つ岩なので逆からやって来ても見落とす事は先ずないと思う。


麻生山に到着した。
先程の権現山と同じで三角点峰だが展望が殆どなく地味な山頂だった。
ここを過ぎると急な上り下りがあっておまけに小石が浮いていて歩き辛くなりスピードダウンする。


尾名手峠に到着した。
ここは駒宮方面との分岐でもあった。


1箇所段差が大きい岩場が存在した。(通過してから撮影)
ロープか掴まり易い立木があれば何でもなかったが少し怖かった。
上りなら岩を掴めるので全然問題ないと思うが。


三ッ森北峰の手前の鞍部から大分歩き易くなる。
ただ、緊張感は持続したままだった。


三ッ森北峰に到着した。
この場所は今日1の展望ポイントになる。


(南側)


(西側)


三ッ森北峰の直ぐ先には分岐があった。
左のルートは鋸尾根と言う名称なのでアップダウンの連続なのだろうか?
この先は今まで以上に登山者が少ない感じだった。


大寺山に到着した。
ここまで来ると緊張感は殆どなくなっていた。
なので。


ランチにした。


大寺山の東側には濃い踏み跡が付いていた。
家に帰ってから最近購入したこの辺りが掲載されている登山詳細図を確認すると非正規ルートとした表されていた。


尾根上が作業道になった。
結果的に奈良倉山直下までこれを歩いた。


小寺山に到着した。
この場所、作業道から少し外れている。


作業道には1箇所、標識のない分岐があった。
方向が分かっていれば間違いようがないのだが。


西原峠に到着した。
ここには中風呂に下る正規ルートが存在する。


西原峠の西側の展望になる。
画像中央やや右の尖った山が目立っていたが地形図に載っている大峰だろうか?


1段上の所に標識が設置されていた。
これは破線ルートのようだ。
そう言えば坪山方面の正規ルートもあったようだが見落としていた。


パジェロに追い抜かれた。
出口(松姫峠)に強固なゲートがあるので林道の管理者か林業関係者が乗っていたのだろう。


佐野峠に到着した。
辺りを見渡したが佐野峠を示すものは何も付いていなかった。


佐野峠の先は3、40mのピークを2つ巻いていた。
時間が押していたので凄くありがたかった。
この日は日没10分後に駐車地に付いたので余裕のない山行となった。(汗)


奈良倉山直下までやってきた。
ここで一旦、林道とは、お別れとなる。


林道から2、30m高度を上げて奈良倉山に到着である。


休憩しようかと思ったが先を急ぐ。


先程の林道にまた接続する。
このまま林道で松姫峠に向かうつもりだったが。


登山道に戻ってしまう。
林道の方が早かったのかな?


何度か林道に接近するが出口まで林道に接続する事は、なかった。


松姫峠に到着した。
台風の影響だろうが舗装路には土砂が流れ込んでいた。


本来ここまで車が入れるが当日は下の方が封鎖されていた。
なのでそこまでの余計な歩きが待っていた。(苦笑)


途中、奈良倉山を望めるビューポイントがあった。
紅葉は始まったばかりでこの10日後位が見頃だったのかも知れない。


さっき上った大寺山じゃない方の大寺山になる。
相変わらず目立ち過ぎである。^^


松姫峠から1時間ちょっとかけて本日の駐車地に到着した。
ログで検証すると6キロちょっとも距離があった。
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