作成者/管理人   2018年8月下旬実行
柳沢ノ頭〜鈴庫山〜ハンゼノ頭



前日、麦草峠に車を回収しに行ってからの話になるがあの後、温泉(石遊の湯)に行き心も体もさっぱりしたのだが…
温泉から上がると結構な量の雨が降ってきてしまう。(汗)
車に乗り込みスマホで天気をチャックすると明後日は晴れそうだったがそれ以外はイマイチとの事。
一気に萎えてしまい一旦家へ戻って福島辺りの山に登ろうと考えた。(北の方が天気が良さそうだった)
取り合えず国道20号線で東京方面へ移動する。
甲府付近まで来ると空腹感が出てきたので吉野家にピットイン。
満腹になると今度は眠気が出てきてしまう。
しょうがないので標高が高い所に行って車中泊を試みた。
この判断が今年の夏休みの明暗を分けるターニングポイントになった。(謎)^^
国道140号線で道の駅みとみへ向かうが手前の道の駅花かげの郷まきおか付近で気温が23度台になった。
この気温ならなんとか車中泊が出来ると思い、道の駅花かげの郷まきおかで車中泊する事にした。

明けて翌日(当日)は、どんよりとした曇り空。
自宅までのルートはそのまま国道140号線で秩父に抜けるか国道411号線で奥多摩に抜けるか迷ったが後者を選択。
途中、柳沢峠の公衆トイレに寄りで用を足す。
その時、登山道の案内が目に入ったので山と高原地図で確認すると柳沢峠の両側に登山道が存在していた。
天気は良くなかった(雨は降っていない)が3時間程で周回出来るみたいなので上の画像のルートでは、ない西側のルートを歩く事にした。

ルート/柳沢峠(駐車地)⇒柳沢ノ頭⇒休憩舎⇒鈴庫山⇒ハンゼノ頭⇒舗装路出合⇒柳沢峠



 



登山道の位置が分かり辛かったが駐車場の左奥だった。
入り口には倒木があって先が思いやられると思ったがそれ以外は障害になるようなものは存在しなかった。


登山口から殆ど進まないで舗装路に出てしまう。
この時は気付いてないが舗装路は駐車地の脇から伸びるものだった。


直ぐまた登山道入る。
しかし。


また、舗装路に出てしまう。


当分、このパターンを繰り返すのかと思ったがここを過ぎると出口付近まで舗装路に接続する事は、なかった。


意外とマトモな所が多かった。
こんなマイナーな場所に来る登山者は滅多に居ないと思われるが。


ここで登山道は右へ直角に曲がり尾根上のルートになる。
左側にも登山道があったが先程、少しだけ歩いた舗装林道の先の部分に至るもよう。


1枚上の分岐から少し上がると三角点が現れた。
そこが。


最初の目的地である柳沢ノ頭だった。
名前からして柳沢と言う沢の1番高い所なのだろう。
スタート地点の柳沢峠の名前もここから付いたと思われる。


登山道の案内図が設置されていた。
今回歩いたルート上には結構案内図があったがあまり統一性がなかった。


晴れていれば景色が望めそうだったがこの通り何も見えなかった。
方向的に塩山付近が見渡せた感じだった。


柳沢ノ頭からは下って上ってまた下る。
そうすると横に走る登山道に突き当たる。
その右側も。


分岐で。
左側には。


休憩施設が存在した。
この後、こちらへ進むのだがここへは複数回来る事となる。


休憩施設の近くにも登山道の案内図が設置されていた。
この通り、柳沢ノ頭にあったものと別物だった。


休憩施設の直ぐ先にまた分岐である。
右側のルートは何故か1枚上の案内図に載っていなかったが山と高原地図には掲載されている。


この先はアンテナの配線が地面を這っていた。
それに注意してと案内板が立っていた。


これがアンテナの配線が入った筒になる。
地中に埋まってる所もあったが場所によっては、このように地上に露出していた。


この標識の先から鈴庫山ピストンとなる。
戻って来てからは右側のルートを進んだ。


ここから最後の上りになる。
山と高原地図によるとこの先だけ難路扱いになっていた。


確かに少し道が不明瞭だった。
ただ、上へ向かう踏み跡を辿れば最悪でも頂上に行く事が出来る。


何も問題なく鈴庫山に到着である。
頂上には山名板が1枚と。


石碑が存在した。(石に文字を刻んだだけかも?)


柳沢ノ頭と同様でここも展望がありそうだったがこの通り何も見えなかった。
長居は無用なので直ぐに来た道を引き返す。


1番手前の分岐へ戻り左の登山道を進む。


分岐の先は数回アップダウンを繰り返す。
途中で霧雨っぽくなったがそれ以上悪い状況には、ならなかった。


T字路になった。
写し忘れたが右の方に鉄塔の施設が存在した。
この分岐は右方向の。


展望台方面へ進む。
ここからは下山と言うか戻る感じになる。


東屋が見えてきた。
休憩しても良かったが先程あった休憩施設の方が綺麗だったのでスルーした。


東屋の左側にはトイレもあった。
近づかなかったので実際に使えるかは不明になるが。


東屋の少し先には脇道が存在した。
方向的に後で少しだけ歩く舗装林道に繋がってる感じだった。


更に進むとまた分岐である。
左に進めば良かったが直進方向へ行ってしまいまた、こちらへ戻って来る事となった。(苦笑)


標識が見えてきて休憩施設の近くの分岐へ至った。
で、直ぐ先がその。


休憩施設になる。


休憩施設で唯一の休息とカロリー補給をした。
この時点で後は駐車地に戻るだけと思っていたが。


ハンゼノ頭と言う文字が目に入ったので左方向へ進んだ。
4枚上の分岐にハンゼノ頭の案内が出ていれば2度手間にならなかったのに…


10mちょっと高度を上げると平地になった。
そこが。


ハンゼノ頭の頂上だった。
あまりにもあっけなく到着してしまう。


標高1681.0mとなっていたので三角点峰と思ったが違っていた。
地形図では1681m標高点でコンマ0を付け加えただけだった。


上の2枚の案内のよると北東側に奥秩父縦走路があって南西側に南アルプスが存在するようだ。


ハンゼノ頭からは正面へ進み後は笠取林道を目指すだけになる。


笠取林道までのルートは踏み跡が少し薄かった。
明らかに序盤のルートの方しっかりしていた。


尾根型がハッキリしてきた。
踏み跡も明瞭になってくる。


右下に笠取林道が見えてきた。
標高差は30m程だった。


カーブミラーの所で笠取林道に接続する。
今、歩いてきた方向の案内は三窪高原となっていた。
後から考えると傷んだ東屋がある辺りが三窪高原なのだろう。


笠取林道を少し歩くとゴッツイゲートが現れる。
その向こうに見えるのが国道411号線になる。


ゲートを逆方向から撮影。
監視カメラがあるとなっていてどうせハッタリだろうと思ったがゲートの左側の柱に付けられていた。
ただ、動物撮影用の簡易的なものだったが。


国道411号線を柳沢峠の方へ向かうと反対側の登山口があった。
これが表紙の案内の登山道の入口になる。


ほぼコースタイム通りで柳沢峠に戻って来た。


峠には古い石碑と石仏が置かれていた。
つ〜事は昔もここが峠だったって事なのかな?








駐車場へ戻り、最新の明日以降の天気と行く場所をスマホでチェックする。
すると明日は関東甲信越、南東北共に晴れで明後日は微妙との事。
正確な距離は分からないがここ(柳沢峠)から福島付近に行くには350キロ程の距離がありそうだった。
これは、ちと遠い…
それなら昨日の続きを歩いた方が全然良くないか?(100キロ程で戻れそう)と思い引き返す事にしたのである。
昨日、車中泊をしないであのまま家へ帰ってしまったらこの発想と言うか再び戻る気になれなかったと思う。
それと本日、柳沢峠付近を歩かなかったら確実に家へ帰っていただろう。
色々偶然が重なって昨日の続きが出来る事となった。
ただ、それだけでは終わらなかった。(謎)^^

歩行距離/6.9km|累積標高差/531m
所要時間(休憩含)/3時間10分(8:30〜11:40)|出会った登山者/0人

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 20mm/F1.7
GPS/Garmin eTrex30
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



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