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駐車地である道の駅大滝温泉から国道140号線で取り付く尾根を目指す。
少し進むとターゲットの尾根が見えてきた。
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秩父に来る方には、お馴染みの国道140号線が左右に分かれる場所になる。
ここを右に曲がったのだが出来れば正面から取り付きたかった。
民家だか会社だかが数軒あって無理と言うか遠慮したのである。
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国道140号線が分岐した所から300m程、行くと踏み跡が見えてきた。
上の方を見ると植林だったので仕事道があると思いここから取り付いた。
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仕事道は、なかったが踏み跡があちこちに付いていたのでそれを参考に上へと上がる。
地形図だとかなりの急勾配になっていたがそれ程でもなかった。
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尾根に乗ったか乗らないかの所で横に走る作業道が出てきた。
この作業道、取り付きポイントの北西側に工場だか採石場だかの跡地があってそちらから始まるもののようだ。
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また、作業道が出てきてしまう。
これも無視して尾根上に近い所を進んだ。
これを数回繰り返して結局作業道を歩く事となった。^^
ただ、作業道は枝分かれしていて確実に上へ向かってるとは限らなかった。
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木製の祠が中に入っていた。
もう何年も手入れをしてないようで荒れ放題だった。
それと林業系に付き物の一升瓶が沢山転がっていた。
ピークが近かったのでまたここから尾根に上がってしまう。
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641m標高点に到着した。
641m標高点は何処にでもあるような植林地の中のピークだった。
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山名板は、なかったが文字が書かれた布切れが1枚付けられていた。
残念ながら3枚写して全てピンぼけになってしまう。(汗)
確か一路○○と書かれていたような?
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※2015年5月撮影
2年前に似たようなものを対岸にある倉明山付近で見掛けていた。
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641m標高点で尾根は3方向に分かれていた。
1つが今、歩いて来た尾根でもう1つが南東側の尾根になる。
こちらは明らかに人が歩いてる感じで麓をストリートビューで確認すると国道140号線に階段が付けられていた。
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西側の尾根は直ぐ植林から自然林に変わっていた。
雰囲気は良くなったのだが地形図を見ると左側の傾斜がかなりの急であまり気分が良くなかった。
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右方向が開けてきてループ橋が見えてくる。
その上辺りが倉明山だと思われる。
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右に目をやると茂萩山辺りかな?
それとも秩父御岳山だろうか?
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更に大きめな岩が出てくる。
あまりキョロキョロ見回さなかったが危険を感じるような所は見当たらなかった。
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641m標高点と次のピークとの鞍部へ至る。
画像の通り、ピンクの目印が付けられていて右に植林が混じってくる。
目印には地質調査的な事が書かれていた。
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590m級ピークを過ぎると植林が多くなってくる。
少し、薄暗かったが気分は悪くなかった。^^
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595m標高点に到着した。
完全に植林地に逆戻りしていて薄暗いを通り越してかなり暗かった。
ここも何もない場所で1分も留まらないで先へ進んだ。
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車道に出た所の右側には標識が立っていた。
表に回ると。
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秩父往還の案内だった。
つ〜事は尾根の北側に秩父往還が通っていたのか?
ネットで調べるとこちらのページに載っていてやはり北側を通っていたようだが廃道状態との事。(10年以上前の情報だが)
現在は、ちゃんとした標識がある位だからしっかり整備されているのだろう。
ストリートビューでは逆側の入口を見付ける事が出来なかったのでまたこちらへ来た時にでも調べようと思っている。
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知っては、いたがお寺が現れた。
その向こう側が続きの尾根なんだがルートは見当たらなかった。
それとこの時には気付いてないが先程の鉄塔の先が切り通しになっていてこのお寺の裏(画像正面)も切り通しだからお寺と舗装路は尾根を切り崩して作ったもよう。
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標識に従い進むとまた舗装路に出てしまう。
この舗装路、先程の鉄塔の先にあったものと同じでそれをそのまま歩けばここへ至ったのである。
忠実に秩父往還を辿るように標識を設置したのだろうがなんか無駄な感じがしていた。
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公共的な建物の所を右に曲がる。
秩父往還は正面に行くのかな?
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直ぐ山との入口を発見した。
当然ここから取り付いた。
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少し進むと左に1軒の民家が現れた。
廃屋だと思うが熊鈴を握り息を殺して素早くその場を立ち去った。
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民家の先には大正時代の祠が置かれていた。
1枚上の民家の先祖が祀ったかは不明だが手入れは、されていなかった。
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上に行くにつれ勾配がキツくなってくる。
仕事道は、なかったが踏み跡が付いていたのでそれの上をトレースした。
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頂上が近づくと勾配が緩んでくる。
それと同時に踏み跡は消えてしまう。
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頂上手前の右側に作業道が来ていた。
最近使った形跡は、なかったがそんなに古い感じでもなかった。
この先からまた勾配が出てきてしまう。
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右に建物である。
大滝げんきプラザの一部のようでこの先は、これに沿って歩く。
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大黒山に到着した。
大黒山から当分一般道になる。
休憩予定だったがベンチすらなかったのでスルーした。
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大黒山から少し進むと案内がなかったが道が分かれていた。
左は下に向かっていたので右のルートを選択した。
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正面に建物が見えてきた。
ここも案内がなかったが方向的に左だったのでそちらへ進む。
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道が分かれていた。
正面への案内が付いていなかったがこちらに進んだ。
何故かげんきプラザ付近は誘導が不親切だった。(苦笑)
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1箇所、展望台があった。
方向的に両神山を見るためのものなのかも知れない。
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ここで舗装路に飛び出すと言うかげんきプラザの敷地から出てしまう。
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しかし、その先の登山道の案内が何処にも付いていなかった。
正解は一旦、げんきプラザの駐車場の方に入ると。
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入口があるのだ。
ホント分かり辛いと言うか不親切である。
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数ヶ所であるが補助多角点と言う標石を見掛けた。
こんなものがあるのを本日初めて知る事になった。
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大岩が大量に出てきた。
特に危険な所もなく補助ロープなどの1つも設置されていなかった。
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971m標高点に到着した。
この場所、先程の大黒山より50m程、標高が高かった。
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直ぐ終わっていたが作業道が出てきた。
車道が近い尾根だが作業道は、あまり見掛けなかった。
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舗装路が近づいてきた。
少しの間、車道を見ながら歩く事になる。
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木製の祠である。
この辺りは鞍部ごとに3個も祠が置かれていた。
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ここはヘコんだ地形なのだが三角点が存在した。(東屋の東側)
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東屋でようやくと言うかやっと休憩を取れた。
既に3分の2近くの工程をこなしていたのでこれが最初で最後の休息となった。
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東屋から5、600m行った所で一旦車道に出てしまう。
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車道歩きは短く100mも歩かなかった。
ルートは、この直後車道から遠ざかっていた。
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大峰が近づくと平地に近い穏やかな地形になってくる。
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栃本広場と言う標識が立っていた。
地図を見るとここの1キロ程、先にも栃本広場と言う駐車場が存在していた。
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栃本広場の標識の辺りから左に枝道が沢山出てくる。
尾根が広くなっていてそちらにも登山道が通っていたようだ。
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東屋が見えてきて大峰に到着である。
高床式の東屋が写っているがこの先にも沢山の東屋や休憩施設が出てくる事になる。
東屋だけでも5、6棟見掛けた気がする。
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1箇所だけ右方向に別の登山道が存在した。
浜平方面となっていたが方向的に秩父もみじ湖に出るしかなかった。
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2つ程、見掛けたが岩に蛇口が付けられていた。
飲料には適さないとなっていたが只のオブジェだろうか?
因みに水が出るかは試していない。
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左下に建物が現れた。
トイレにしては大きいのでこの辺り一帯を管理している施設なのかも知れない。
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ここで舗装路に突き当たる。
その先には、お馴染みの黄色いポールである。
てっきりここから藪尾根歩きかと思っていたので楽が出来ると心の中で呟いていた。^^
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巡視路を少し進むと意外なものが立っていた。
入口には標識がなかったのに結果的に只の一般道だったのかよ。(苦笑)
この先、何も考えずに歩けたが少し残念な気持ちになっていた。
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当たり前だが巡視路も兼ねていたので鉄塔が出てきた。
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鉄塔の所で少しだけ視界が開ける。
南側が開けていたので和名倉山辺りも見えていたのだろう。
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1122m標高点の直ぐ先に謎の建物が現れた。
小さな公衆トイレ位の大きさだったがどう言う施設なのか全く分からない。
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1122m標高点とこの後、向かう十二天の鞍部に沢山の標識が設置されていた。
その1つによると。
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尾根の北側にも登山道が通っていた。
これが意外なルートと言うか意味不明なルートでなんでこんな登山道を作ったのか理解し難かった。
何か観光スポットでもあるのかそれとも作業道を再利用しただけの事か?
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十二天への上りは地形図で見るより勾配がキツイ所が多かった。
それから地形的に頂上が分かり辛くその手前で右往左往する事となった。
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十二天に到着した。
変な名前だったので調べてみると三角点名だった。
簡易的な山名板があったが外れていて標石に立てかけられていた。
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十二天付近から黄色い杭が沢山設置されていた。
全てを確認していないが先の方に行くにつれ番号が若くなっていた。
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1227m標高点に到着した。
この時点で全く意識してないが本日の最高地点だった。
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1227m標高点から20m程、高度を下げ上り返す。
この先から下山ポイントを探しながら歩く。
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階段が見えてきて急激とまで行かないが次のピークに向けて本格的な上りが始まりそうだった。
左を見ると何処でも歩けそうな角度の斜面だったのでここで尾根を離脱する事にした。
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将来、十文字峠まで尾根を繋げたいのでこの場所を覚えておくとしよう。
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ここで道型のようなものに突き当たる。
上を見ると。
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完全に登山道だった。
このルート、山と高原地図に普通に掲載されている登山道になる。
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明瞭な道型と言うか登山道を下って1番奥にある登山口へ至る。
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この登山口、指定された駐車場がないのだが道幅が広くなっていて縦なら3、4台、斜め停めなら10台程駐車出来る感じだった。
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登山口付近にはガードレールがなかったのでお助けアイテムは少し戻った所に繋いでおいた。 |
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