作成者/管理人   2017年7月上旬実行
三峰山表参道〜妙法ヶ岳〜地蔵峠



三峰山表参道経由で妙法ヶ岳に登ってきた。
妙法ヶ岳は3年前に長沢背稜を歩いた際、近くを通っていたのだが時間的余裕がなかったのでパスしていた。
何時かは登ろうと思っていたがあまりにも中途半端な行程になりそうだったので保留にしていた。
山と高原地図を眺めていて下から登ればそこそこの工程になると気付き今回歩く事となった。

ルート/駐車地⇒神庭洞窟⇒三峰山表参道入口⇒三峯神社奥宮遥拝殿(見晴台)⇒奥宮参道入口⇒妙法ヶ岳分岐⇒妙法ヶ岳⇒炭焼平⇒地蔵峠⇒舗装路出合⇒駐輪地



 



登山道は駐車地の直ぐ脇から始まっていた。
この場所、グーグルマップだとキャンプ場と表示されていたが野球やテニスのグランドにしか見えなかった。
兼用って事なのだろうか?


駐車地から300m程、進むと登山道は2方向に分かれる。
標識によると神庭洞窟方面との分岐だった。
まだ時間が早かったので神庭洞窟に立ち寄ってみた。


予想は、していたが大した場所では、なかった。
学術的には凄いようだが。


神庭洞窟の詳細は、こちらになる。


鍾乳洞もあったが灯りがないようなので入らなかった。
家へ帰ってからネットで調べるとかなり狭いそうだ。


4枚上の分岐に戻り先へ進む。
渓谷沿いの涼し気な登山道と言うか遊歩道で。


滝が数個存在した。
GPSが電波を受信し辛いようでトラックログが大きく乱れていた。
川の逆側を歩いているようになってしまったが一度も左側には行っていない。


石畳が出てきて三峰山表参道に突き当たる。
手前に何箇所分岐があったが基本的に行き先が書かれてない方を選ぶとここに至る。
この後、一旦、三峰山表参道の入口を目指した。


実質ここが本日のスタート地点になる。
この付近、10軒程、土産店や民宿があるのだが何処もやってるのかやってないのか微妙な感じでかなり寂れていた。


鳥居を潜り緩やかな岩畳を下って行く。
すると赤い橋が見えてくる。
登竜橋と言う名称で画像の通り、手の込んだアーチ型の橋だった。


川向うにも土産店だか食堂だかが存在した。
既に営業をやめてから相当時間が経過している感じだった。


橋の先も岩畳が続いていた。
上りは、そうでもなかったが下りは結構滑った。
参道脇には古い石碑が沢山置かれていて厳かな雰囲気だった。


先程の分岐へ戻る。
ザックを回収して先へ進む。


三峰山表参道の標識が見えてきた。
その先が。


広場と言うか展望台なのかな?


展望台?の所で参道から山道に変わる。


山道は最初、尾根の側面を通っていた。


やがて尾根上のルートになる。


ベンチが数個、設置されていた。
この辺りからまた、尾根の側面を通るルートだった。


滝が見えてきた。
清浄の滝と言うそうでこの画像には写ってないが東屋や休憩施設が数個設置されていた。


清浄の滝の直ぐ先から極端に勾配がキツくなる。


動物対策用のネットが張られていた。
植林との境目なのかと思ったがそんなもの何処にも見当たらなかった。


左側が開け険しい地形の尾根が見えてきた。
方向を確認するとこの後、向かう妙法ヶ岳だった。


薬師堂跡に到着した。
画像の通り東屋があって山と高原地図に出ている休憩マークの位置だった。
由来の説明があったのだが画像を撮り忘れてしまう。(汗)


三峯神社まで後ちょっとの所に数軒の民家が建っていた。
どれも築50年を有に超えている感じで住んでる形跡は全く見られなかった。


2軒目の民家だけ表札が付けられていた。
このお宅が最後の最後まで残っていたと思われる。


2軒目の民家を過ぎると登山道と作業道が交錯していた。


数名の人間(観光客)と宗教的な建物が見えてきた。
三峯神社奥宮遥拝殿の言うもので見晴台になっていた。


三峯神社奥宮遥拝殿付近からの景色になる。
完全に妙法ヶ岳を眺めるための場所だった。


階段を下って行くと舗装路に突き当たる。
正面が三峯神社だったが立ち寄らないで。


左方向へ進む。


変わったタイプの鳥居である。
この先は土産店や食堂等が数軒並んでいた。


※オンマウスで標識拡大
この先から極端に道幅が狭くなり途中で登山道に変わっていた。
因みに右に進むと3年前に長沢背稜を歩いた時に使った有料駐車場だった。


また、鳥居である。
本日、これで何個目だろうか?
ここからは1度歩いたルートだった。


鳥居の近くにあった行き先カウンターになる。
一般道しか歩かないのだが何処にも当てはまらなかったの押しようがなかった。^^


そう言えば全く休憩を取っていなかったので適当な場所でおやつ&小休止。


妙法ヶ岳方面との分岐になる。
この先から初めてのルートだった。
足の部分しか写ってないがここにも鳥居が立っていた。


この休憩施設がある所まで上り勾配でここを過ぎると次の分岐までトラバースルートだった。


鳥居と東屋が見えてきて登山道は左右に分かれていた。
また、ここへ戻ってくるので東屋にザックをデポして妙法ヶ岳に向かった。


1枚上の分岐は両神山ポイントになっていた。
ホントこの山は何処から見ても直ぐ分かる。


また鳥居である。
その右側は巨大な岩山だった。


足元注意の標識が設置されていた。
身構えたが結果的にこの先には危険を感じるような難所は見当たらなかった。


標識の所から少しだけ上がったのち階段を下って行く。
恐る恐る下ったがこれと言って怖い思いは、しなかった。


この階段はヤバそうに見えるが案外しっかりしていた。


石の階段が現れた。
ここが最後の上りでこの階段が終るとちょっとした岩場で鎖が設置されていた。
その鎖場の画像も撮りたかったが登山者が居て撮れなかった。(苦笑)


妙法ヶ岳に到着した。
ここには三峯神社の奥宮もあってあまりくつろげるようなスペースがなかった。


逆側が気になっていたので覗くとしっかしとした踏み跡が付いていた。
ヤマレコとかで探せば歩いてる方が居そうである。


数名の登山者が来ていたので5分も留まらないで来た道を引き返した。


ザックをデポした東屋へ一気に戻り左側のルートを進む。


あれ、通行止めってどう言う事?


と思ったら以前あった登山道が使えないとの事だった。
この通行止めの登山道、2013年の山と高原地図に載っていないのでもう何年もこんな感じなのだろう。
崩れたとか書かれていなかったのでもしかすると私有地の関係で通れなくなったのかも?
植林があったのでその可能性が高いかな。


こちらが現在通行可能なルートになる。


トラバース気味に4、50m高度を上げると登山道は尾根上になる。
この先は、ほぼ尾根上をトレースしていた。


ここで雲取山に向かうルートに復帰する。


1枚上の分岐から少し行って炭焼平に到着した。
人が来ないような所を探して。


ランチにした。
本日は珍しくローソンのおにぎりを買ってきた。
狙って買ってきた訳では、なく車中泊ポイントの近くにローソンしかなかったのである。


地蔵峠に向けての最後の上りが始まった。
実質本日のルートの最後の上りになる。


地蔵峠に到着した。
ここで雲取山方面のルートと別れ左に下って行く。


驚いた事に登山道を整備していた。
雲取山の方面なら分かるがこんな枝道を手入れするとは結構予算が余っているのかな?


名前が付いてないようだがルート上には平ら場所が2箇所存在した。
どちらもベンチが設置されていたが大分傷んでいた。


急勾配になってきた。
ジグザグに切ったルートになっていたが植林地内なので仕事道と兼用なのかも知れない。


標識が現れ、お清平方面とのルートと接続する。
ここまで来ると下に舗装林道が見えていた。

東屋と軽のワンボックスが目に入ってきた。
出口は目の前である。


ここで舗装林道に飛び出す。
左に少し行くと。


本日の駐輪地だった。
この付近、車が2台停まっていたが多分、雲取山にでも登っている登山者のものなのだろう。
よくよく考えるとここが雲取山まで最短時間で行ける車道なんだよね。








歴史のあるルートだっただけに趣があって雰囲気のいい登山道だった。
ただ、意外の標高差があってお気楽な工程では、なかった。(上りが1400m越え)
ネットで調べると表参道から上って裏参道から下るコース取りをする方が多く見られた。
機会があったら裏参道の方も歩いてみようと思っている。
勿論、もっといい季節と言うか涼しくなってからになるが。

歩行距離/12km|累積標高差/+1437m -692m
所要時間(休憩含)/6時間20分(7:30〜13:50)|出会った登山者/12、3人
EC-03走行距離/15.6km|累積標高差/+59m -804m|消費電力/計測不能20%以下

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 20mm/F1.7
GPS/Garmin GPSmap62s
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



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