作成者/管理人   2016年4月中旬実行
月居山〜奥久慈男体山



奥久慈のメジャーな縦走路を歩いてきた。
この縦走路、去年の正月に歩いた大子アルプスとほぼ繋がっていて大子アルプスを歩いた当時から狙っていたのだ。
実は今年の正月休みに歩く予定だったが宿泊施設の関係でそれが叶わなかった。
正直、この時季に遠路遥々歩きに来るような場所では、ないのだが来冬まで取って置くのもなんなので片付ける事にした。

ルート/駐車地⇒瀧見茶屋⇒袋田温泉分岐⇒月居観音堂⇒月居山⇒鍋転山⇒白木山分岐⇒男体神社分岐⇒奥久慈男体山⇒男体神社分岐⇒男体神社⇒駐輪地



 



駐車地から少し歩くと双耳峰のようなものが見えてくる。
方向的に最初の目的地である月居山かと思ったがその通りだった。


一応、ネットで調べたのだが登山口が良く分からなかった。
取り合えず袋田の滝の入口を目指して奥へと進む。


ちと分かり辛いが川の横が階段状になっていた。
そこが登山道だと思い近づくが。


通行止めだった。(汗)
以前は登山道で現在は通行止めって事だろうか?
しょうがないので引き返して目星を付けておいたもう1箇所の方へ行ってみた。


橋を渡って左へ進む。
先程もそうなんだが登山道の案内は何処にも出ていなかった。


しばらく道なりに進むと案内が出てくる。
案内には月居山では、なく遠く離れた男体山と書かれていた。
それに従い左折するのだが。


直ぐの所がお店だった。
一瞬、ここを通り抜けるかと思ったが画像右の階段を上がって行くのが正解。


序盤はコンクリートの階段が多かった。
段差が低く、概ね歩き易かった。


ここで正面からのルートと交わる。
標識によると正面へ進むと袋田温泉となっていた。


1枚上の分岐の直ぐ先にまた分岐があった。
ここは月居山とその北側にあるピークとの鞍部になる。


方向的に逆だったが鞍部から10m程度高度を上げた所にこんな建物が建っていた。
これは月居観音堂と言うもので山の中にある建物としては、かなり高規格だった。


月居観音堂からの景色である。
一応、この場所は駐車地から袋田の滝に向かう途中から見えていた。


こちらが袋田の滝方面への登山道になる。
最初の方に出てきた川沿のルート(通行止めだった所)を進めばここへ至ったと思われる。


鞍部に戻り先へ進む。


鞍部から7、80m高度を上げた所に大きめな石碑が立っていた。
石碑には城跡と書かれていた。
その1段上が。


月居山の頂上だった。


明るい頂上だったが景色はイマイチ。
後から考えると休憩施設位あっても良さそうだったがベンチの残骸のようなものしか存在しなかった。


月居山の先は少しだけ岩っぽかった。
一箇所展望が良さそうな岩場があったが巻いてしまう。


月居トンネル方面との分岐である。
後から気付いた事だがこの少し手前下にトンネルが通っていた。
しかも2本もである。


直ぐ先にまた分岐があった。
方向的に1枚上の月居トンネルへ至るルートと殆ど離れたないので登山口自体は一緒なのかも?


422.7m三角点に到着した。
つ〜か、422.7m三角点は名前(鍋転山)の付いた山だった。
良く調べてこなかったのでここで知る事になる。^^


鍋転山は第一展望台と言う別名?もあって石碑が立っていた。


地形図通り、西側が開けていて素晴らしい景色を堪能出来た。


鍋転山の休憩施設はバス停かよ!^^
と突っ込みたくなるような恐ろしく高規格なものだった。


鍋転山で小休止&おやつタイム。


ちょっとした岩場の所が展望地になっていた。
第一展望台より遥かに視界が広かった。


これが第二展望台になる。
私が気付いた範囲では、これ以降に名前の付いた展望台は存在しなかった。


先程と同様で水根方面への分岐があった。
登山道はパット見、殆ど使われてない感じだった。


この標識の先から。


男体山が視界に入ってくる。
逆側の荒々しい山容と大違いだったがアンテナ施設が見えたので直ぐ男体山と分かった。


途中にあった地元の山岳会が設置した標識になる。
私の場合、このコースタイムで歩くのは不可能に近いかな。^^


ロープだらけの区間に入った。
折角なのでロープに頼ったがなくても上がれそうな所ばかりだった。


ロープだらけ区間を上り切ると白木山方面との分岐になる。
ここで本日、唯一の登山者と出会った。
丁度、出発する所だったので時間調整も兼ねて10分程度休む。


何時の間にか男体山が手の届く位置まで来ていた。


男体神社分岐まで到達した。
この時点では考えていなかったが下山は男体神社の方へ下りる事となった。


山頂直下の東屋に到着した。
前にこちらへ来た時は東屋横のルート(健脚コース)を使っていた。


山頂に休憩施設がない事が分かっていたので東屋でランチにした。


ランチ中、色々検討した結果、下山は男体神社へのルートを使う事に予定変更した。
なのでザックを東屋にデポしてカメラとGPSだけを持って山頂に向かった。


東屋から20m程高度を上げて男体山の山頂に到着である。
2回目と言うか袋田の滝から尾根を繋げるのが本日の最大の目的なので山頂に来るのは殆どやっつけになる。^^


※オンマウスで以前の画像表示
あれ?
三角点を囲ってる枠?が割れてるぞ。


山頂からの景色になる。
午前中より少し霞んでいたが本日見た中で最高の展望だった。


東屋に戻りザックを回収して男体神社へ向かう。


ここからは未知のルートになる。
と言っても只の一般道なんだが。


細かく切った所をジグザグに下りて行く。
時々、ロープが設置されていたが危険を感じるような所は存在しなかった。
後でログデータを確認すると中盤辺りで地形図の破線と大分違う所を通っていた。


ここはルートが尾根上になった部分になる。
これ以外は何処をどう歩いたか全く分からなかった。


ようやく地上が見えてきた。
あれ神社は?


あ〜、こっちか。


この画像では分かり辛いが神社は新しい感じで築2年位しか経ってない感じだった。


神社の後ろには滝である。
落差は10mに満たないと思うが至近距離なので凄く立派に見えた。


ここで車道に接続する。
ここにEC-03をデポするべきだった。(苦笑)


約30分車道を歩いて駐輪地(大円地駐車場)に到着した。
てっきり駐車場は貸し切りかと思っていたが2台もの車が停まっていた。
かなりの高い確率で男体山に登った方のものと思うが私と入れ違いだろうか?








地形的にしょうがないのだが尾根を歩いてる感覚があまりないコースだった。
登山道に歩かされている感じで面白みに欠けると言うか何処を歩いてるか分からなくなってしまう場面が多かった。
なので尾根歩き好きには、あまりお勧め出来ないコースでは、ないかな。
いずれは、この先(篭岩方面)もと考えていたが今の所、実行する可能性は限りなく0に近い。

歩行距離/13.2km|累積標高差/+1149m -1057m
所要時間(休憩含)/6時間40分(7:10〜13:50)|出会った登山者/1人
EC-03走行距離/12.4km|累積標高差/+151m -243m|消費電力/約40%(オールパワーモード)

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 20mm/F1.7
GPS/Garmin GPSmap62s
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



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