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最初は中津川にかかるこの橋を渡る。
因みに登山道に関する案内は、ここには出ていない。
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初めの内だけ民家の際を縫うようなルートだった。
当然かつ当たり前だが熊鈴は外して歩く。
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1箇所分かり辛い所があったが無事、集落を通り抜けた。
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前評判通り、急登が続く。
それと序盤は路面が少し傾いていて歩き辛かった。
驚いた事に何年も整備がされてなくて荒れてると聞いていたが明らかに今年になってから整備していた。
グレートトラバースのルートになっていたので秩父市が動いたのかもね?^^
でも、このルートを使って両神山を目指す登山者は稀なのだ。
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初めて急勾配が収まった。
そうすると多少歩き易くなる。
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時々、山仕事の道と分岐していた。
画像の通り、そう言う所には案内が出てたけどね。
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巨大な岩が現れた。
これは山と高原地図に載っている川後岩になる。
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白井差峠までの1番平らな部分になる。
1256m標高点付近と記憶している。
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白井差峠に到着した。
コースタイムが2時間ジャストなので1時間半程度で来られるかと思った。
しかし、キッチリ2時間かかってしまう。^^
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こちらが両神山方面のルートになる。
涼しい時季にでも八丁峠から縦走しようかな?
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昨晩、秩父の市街地にあるスーパーで買ったもので朝食にした。
そうそう今回、某温泉の道の駅で車中泊をしたのだがほぼ貸切状態だった。
夜中も滅多に車が通らないので国道の脇で寝ている感覚が全くなかった。
休日の前日以外なら超お勧め車中泊ポイントになる。
ただ、買出し出来る所が近くにないので食料の調達は秩父の街中までに済ませる必要がある。
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白井差峠の先から非正規ルートになる。
ただしルートは明瞭な所が殆どだった。
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木製の祠が置かれていた。
ここが昔の白井差峠かな?
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植林がなくなり自然林一色になった。
結構、立派なブナが生えていた。
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前半は、この杭を良く見かけた。
かなりの高い確率で秩父市と小鹿野町の境界を示す杭だと思われる。
それと境界見出し標が沢山付いていた。
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1441m標高点に到着した。
ここで尾根は3方向に分かれていたが濃い踏み跡に従えば間違える事は、ないと思う。
この先がややキツイ下り勾配だった。
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少しだけ右方向の視界が開けた。
方向的に奥の稜線が白泰山の東西の尾根だと思われる。
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最初の難所が出てきた。
危険な思いは、しなかったが岩場から下りる時だけ少し苦労した。
後から調べると左から巻けたみたいである。(苦笑)
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岩場には秩父市と小鹿野町の境界を示すと思われる杭が刺さっていた。
わざわざ、こんな場所に設置しなくてもいいような気がするが。
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尾根が広くなってきた。
歩き易かったが踏み跡が見当たらなくなり何処を歩いていいか分からなくなる。
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最初の目的地、芋掘りドッケンに到着した。
詳しく調べなかったが穏やかな山頂だった。
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景色は殆ど望めなかった。
後から地形図で確認すると薄っすら見えるシルエットは2年前に登った和名倉山みたいである。
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山名板は、なかったが境界見出し標に手書きで芋掘ドッケンと書かれていた。
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芋掘ドッケンからは下りが続く。
最初の内は尾根が広く進路が取り辛かった。
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苔むした岩が出てきた。
遠めに見ると熊みたいで2、3回ドキっとした。^^
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動物避けだろうかネットが張ってあった。
不思議な事にこの付近だけで高範囲には張られていなかった。
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本日のルートで2つ目の難所である。
ここも良く調べなかったが右から巻けたそうだ。^^
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私は左側の斜面が目に入ったのでそちらから巻く事にした。
しかし、途中で行き詰まり急斜面を伝って尾根に上がった。(苦笑)
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尾根に上がると2枚上の岩場が嘘のような安全地帯だった。
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黄色い杭が目立ち始める。
これも秩父市と小鹿野町の境界を示す杭だと思われる。
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危険な所は、なかったが倉明山に近づくとまた岩っぽくなってくる。
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倉明山付近でこの杭を数個見かけた。
農工大って何処の農工大だろう?
埼玉農工大ってのは存在しないので東京農工大の事かな?
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倉明山に到着した。
倉明山は微妙に従走路から外れていた。
綺麗な山名板は画廊天地人さん作になる。
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倉明山で本日、2つ目の三角点をゲットだぜ。
本日歩いたルート、かなり距離が長いので合計4個の三角点が存在した。
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南方向には濃い踏み跡と言うか完全にルートになっていた。
768m標高点経由で国道140号線に下りられるそうだ。
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縦走路に戻り少し進むと謎の布切れが付いていた。
多分、林業関係者が付けたものだと思われる。
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ここで進行方向を東から北へ変えていた。
画像に写っている標識と同じものを結構見かけた。
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植林地の下の方に作業道のようなものが見えていた。
後から考えると地形図に出ている破線だったのかも知れない。
この少し先でその破線と交差するのだがそこはルートの形跡が全くなかった。
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切れてる所は見当たらなかったが尾根が細くなってきた。
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枝越しに舗装路が見えていた。
これは地形図に載っている謎の道路だと思う。
トンネルも存在するので公共的な施設に繋がっていると思われる。
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少し岩っぽくなってきた。
そろそろ、本日のメインイベントが近づいてきた事になる。
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ここから茂萩山までの最後の上りになる。
今回のルートの核心部の始まり始まりって所だろうか。
100m近い高さの岩場が頂上まで続いていて未だかつて私が経験した事のない難所だった。
パッと見、こんな所、上がれるのかよ?って場面もあったが踏み跡と上り易さそれから安全性を考えながらルート取りしたら全く怖い思いは、しなかった。
ただ、下りで使うのは、あまり気が進まないかな。
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この岩場、今回のルート上で最高の展望ポイントだった。
しかし、画像を撮る余裕がないと言うか1秒でも早く、安全な場所まで行きたかったのでこの1枚以外、景色の画像は写せなかった。
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ここで一旦平地になる。
半分位上がったかな?とGPSを見ると30mしか上がってなかった。(汗)
思わずマジかよと言葉を発してしまう。^^
それでも、この先は序盤よりもサクサク上がれた気がする。
ただ、相変わらず景色を楽しむ余裕も画像を写す余裕もなかったけどね。
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そこが茂萩山の頂上だった。
本日のメインイベントが終了した瞬間である。
倉明山同様、画廊天地人さん作の山名板があると言う事だったが何処にも見当たらなかった。
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1時半近くになってしまったが茂萩山でゆっくりランチにした。
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岩尾根も出てくるが危うい場所は存在しなかった。
ただ、御岳山までの距離が結構あって2時間程度時間を有した。
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岩の下に祠が置かれていた。
近くに民家がないので昔の峠かも知れない。
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下の方に未舗装の林道が見えてきた。
これは地形図に載っている林道になる。
地形図だとこの少し手前で行き止まりになっているが大分先まで延びていた。
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今まで歩いて来た境界尾根は林道で分断されていた。
将来的にこの林道、小鹿野町へ完抜けすると思われる。
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案内は、なかったが尾根歩きの続きは、こちらになる。
一応、階段が設置されていたが荒れ気味だった。
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尾根に復帰するまでにちょっとした展望ポイントがあった。
意識して写したないが中央右の形のいい山が雲取山だった。
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ここでようやく一般道と接続する。
実は、この先、4年前に歩いていた。
なのでパスしようかと思ったが時間も余力も残っていたので御岳山を目指す事にした。
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今、私がやってきた方向は、こんな案内になっていた。
正確には行き止まりでは、なく登山道無しなんだけどね。
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4年前にも来ているので知っては、いたが頂上手前にロープと鎖が設置されていた。
大した傾斜では、ないので上りの場合、必要性は殆どない。
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最終目的地の御岳山に到着した。
人生2回目の登頂になる。
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御岳山からは本日歩いた尾根が一望出来た。
この景色を見るためだけにわざわざ足を運んだ価値があったかな。
両神山も本日初めてハッキリ見る事が出来た。
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これが両神山の東側の尾根になる。
ここも将来、歩いてみたいものである。
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南に目をやると雲取山から飛龍山にかけての県境尾根が奥の方に見えていた。
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※オンマウスで4年前の画像
九十九折れの登山道を黙々と下りダート林道に接続する。
4年前に御岳山に来た時は、ここからピストンとかなりのお気楽登山だった。
まぁ、その時は林道ツーリングの途中にちょこっと立ち寄ったって感じなんだけどね。
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そうそう、このトンネル潜って先へ進むと先ほどの境界尾根を分断している所に繋がっている。
画像の通り、チェーンがかかっててそちらへは行けないようになっていた。
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地形図を見ると尾根を伝って近道出来そうだった。
多分、誰かが歩いてると予想したがピンクの目印が付いていた。
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入ってみると林業関係と思われる沢山の目印が付けられていた。
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段々傾斜が厳しくなってきた。
地形図を見ると等高線がかなり混んでいた。
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おっと、お馴染みの黄色いポールが出てきたぞ。
上を見ると送電線が横に通っていた。
やったー!と思ったがその後のルートが全く見当たらなかった。(汗)
しょうがないので緩い斜面を探しながら適当に下る。
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ここで舗装林道に飛び出した。
辺りを確認すると巡視路の案内は出ていなかった。
巡視路は何処を通っているのだろうか?
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舗装路を進むと御岳山の登山口を発見した。
我慢してダート林道を歩いていればここに出たと思われる。
余計な事をしたお陰で無駄な労力と時間を消費してしまった。(苦笑)
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あった、あった、巡視路の入口は、ここでしたか。
知った所で今後、利用するような事は、ないのだが。
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なんとか12時間を切って駐輪地に到着した。
これなら明るい内に余裕で全ての事を終われそうだ。 |
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