作成者/管理人   2015年3月中旬実行
寄居町と東秩父村の里山探索



暖かな陽気に誘われて4ヶ月振りにバイクを使って山へ行ってきた。
去年の暮れから寒さに負けて、ちょい乗りは、おろかエンジン際も全くかけていない状態でバッテリーの充電も兼ねて動かしたくてしょうがなかった。
それから新たに風防(違う車種のやつ)を付けたのでそれの具合も体感したかったのである。
歩いた所は寄居町と東秩父村の境にある送電線が尾根上を通ってる場所になる。
と聞いてイメージ出来る方は殆ど居ないと思うが何時も以上にマニアックな場所なんだよね。^^
極狭い山域なのでちょこっと歩いて終わりにするつもりだったが深追+無駄な舗装路歩きがあったため半日強の行程になってしまった。

ルート/駐輪地⇒巡視路取付⇒周辺探索⇒愛宕山⇒359m標高点⇒286.6m三角点⇒277m標高点(三品石尊山)⇒舗装路出合⇒長い舗装路歩き⇒駐輪地



 



バイクを停めた場所から県道294号線で少しだけ北へ進み、右の細い道に入る。
お馴染みの黄色い杭が目印になる。


細い道を上がって行くと前々回の山行の最終目的地、登谷山?が見えてくる。
と、この時は思っていたが全然違っていた。^^
後から検証すると登谷山は、もっと右で画像に写ってる場所は秩父高原牧場付近の山だった。


ここから巡視路に入る。


巡視路は尾根上では、なく尾根の端を通っていた。
画像の通り、一般登山道並のルートだった。


巡視路は、ここで尾根の上に乗る。
尾根上は寄居町と東秩父村の境界でもあった。


巡視路は右なんだが境界である直進方向へ進む。


一旦下る。
ルートは、やや不明瞭だったが踏み跡は、それなりに付いていた。


平地になった。
後から考えると人工的な地形なのかも?


上り返して小ピークへ至る。
予定では、ここで引き返すつもりだった。


しかし、下の方に踏み跡が見えたので先に進んでしまう。


更に進むと地形図に載っている林道のような道まで後僅かになった。
ついでと言う分けでは、ないがこの際だから行ってみる事にした。


ここで林道に突き当たる。
一応、舗装路だった。


左方向からは重機の音がしていたので採石所があると思われる。


採石所の反対側を進む。
少し歩くと舗装路からダートに変わる。


林道には、こんな案内が出ていた。
山から下りてきた私には、どちらが事業区域だか正確には分からなかった。
まぁ、重機の音がしている反対方向なんだろうけどね。


林道は2方向に分かれていた。
地形図を確認して右方向に進んだ。


ここで林道は終点となった。


辺りを見渡すと濃い踏み跡を発見する。
人の事は言えないがこんな場所、誰が来るのだろう?
採石所の社員さんが来るのは考え難いのだが。
ここから取り付いたのだがその前に。


ランチにした。
本日、出足が遅かったのでスーパーで食料を仕入れてきた。
予想に反してコンビニよりも格段に味が良かったよ。^^


林道の終点の先は地形が複雑で何処を歩いたらいいか良く分からなかった。
踏み跡もあったりなかったりで適当に上へ上がる。
明るくなったと思ったら伐採地に出た。
改めて地形図を見ると伐採地では、なく採石所の跡地のようだ。


採石場の跡地を少し歩くと送電線の鉄塔が見えてくる。
これは先ほどギリギリの所で寄らなかった鉄塔だった。
取り合えず当面これを目指す事にした。


ちょっとした空間である。


ちょっとした空間は先ほど立ち寄った平地だった。
この後、同じルートを辿らないで濃い踏み跡に従った。


ルートっぽくなったきた。
もしかすると以前は巡視路だったのかも?(採石所に分断された)


ここで現役のルートと言うか巡視路に突き当たる。


その直ぐ左側が先ほど砕石所の跡地から見えていた送電線の鉄塔だった。


少し戻ったここで振り出しに戻る。
ランチ休憩も合わせてなんやかんや1時間半も遊んでしまった。^^


先ほどは左方向から来たのだが尾根上を進んでみた。


比較的立派な石碑が出てきた。
石碑には愛宕山大神と書かれていた。


参道は西側に通っていたが境界から離れてしまうので。


道の無い北側斜面を下る。
一応、薄い踏み跡が付いていたけど。


何やら建物が見えてきた。
案内によると水道関連の施設だった。


次に359m標高点を目指す。


藪が酷かったら諦めるつもりだったが濃い踏み跡が付いていた。
ただ、359m標高点の手前でルートを見失ったしまい急斜面を無理やり上がったのだが。


359m標高点に到着した。


おっと、頂上には山名が書かれた布が付けられていた。
この時点では気付いてないがこれは違う山(1キロ位先の山)の案内だった。
わざわざ別の山の標識を付けるなんてどう言う意図があるのだろうか?


359m標高点には祠が置かれていた。
しめ縄も張られていて今でも信仰がある祠のようだ。


北東側にはロープが張られていた。
地形図を見ると結構ギリギリまで採石所に侵食されていた。


逆側のルートは明瞭だった。
お助けロープも設置されていて祠まで来る方は、こちらのルートを使ってると思われる。


登山道レベルのルートに接続した。
勿論、これは只の山道では、なく巡視路になる。


明るくなったと思ったら鉄塔である。


この先も3、4個の鉄塔を掠めながら歩く事になる。


このルート、鉄塔メンテ以外で歩く人は年間どれ位居るのだろうか?
大半が自然林で気持ちのいいルートだった。


この形のいい山が先ほど359m標高点に標識があった西ノ入仙元山になる。
この付近では、かなり目立つ山だった。


こんな標識が設置されていた。
地形図を見るとそれほど等高線が混んでいなかったので地盤が緩いと思われる。


この峠みたいな場所を右方向に進むと西ノ入仙元山に至る感じだった。
濃い踏み跡と目印が付いていた。


左方向を見渡せる展望ポイントである。
何気に撮った画像だが左のピークが登谷山だった。
隣に写ってる鉄塔がドコモの施設になる。


最後の鉄塔付近も展望地になっていた。
本日の展望らしい展望は、ここまでとなった。


巡視路は左に曲がっていた。
私は更に尾根上を進む。
当然この先は未整備ルートなので多少歩き辛くなる。


ルートの脇に私有地が存在した。
畑みたいになっていたが所有者は滅多に訪れない感じだった。


286.6m三角点に到着した。
またこのタイプの三角点である。
フタを開けると2、300匹の蟻が生息していた。(××)
虫が苦手な方は真冬を除いて開けない方が良さそうだ。
ここを過ぎると東秩父村と寄居町の境界から離れる事になる。


286.6m三角点の直ぐ先で間違い易いポイントがあった。
進路は左なんだが直進方向の方が断然踏み跡が濃かった。


手作りの標識が出てきた。


私がやって来た方向には案内がないのでここから一般道かな?
ただ、標識のクオリティーからして町とかで管理してる登山道では、ないと思われる。


277m標高点(三品石尊山)に到着した。
画像の通り277m標高点には神社が存在した。
これが1枚上の標識に書かれていた石尊神社になる。


展望はイマイチで北側がちょっとだけ開けている程度だった。


下山は1番明瞭なルートを使った。
ちゃんと確認していないがルートは、これを含めて3箇所ある感じだった。


下の方に来ると明らかに人工的なルートになる。
ただ、地形図よりも勾配がキツイ所があってかなり歩き辛かった。


降下地点が見えてきた。
ルートは私が予想していた所と違う場所を通っていた。
なので降下地点が少し心配だったが全く問題ない場所だった。


無事アスファルトに下り立つ。
振り返ると石尊神社の案内は出ていなかった。
ここが石尊神社の正規の入口では、なかったのかな?








バイクを停めた所までの戻りは路線バスを使おうと考えていたがタイミングが悪く、結局歩いてしまう。(汗)
やはり、山歩きの前にバスを使うべきだったかな。
その方がバスの運行時間に容易に合わせられるからね。
次回以降は、その方法を使う予定でいる。
つ〜か、ネタをばらしてしまうとこの山行には続編があるである。^^

歩行距離/12.2km|累積標高差/760m
所要時間(休憩含)/5時間(11:20〜14:20)|出会った登山者/0人

バイク走行距離/112km

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 20mm/F1.7
GPS/Garmin eTrex30
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



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