作成者/管理人   2015年1月上旬実行
大子アルプス



正月休みの山行2日目である。
本日は大子アルプスと言う従走路を歩いた。
名前からしてかなりのメジャーどころかと錯覚してしまうが昨日と同様、大部分が藪山になる。
昨日と決定的に違うのは鋭い地形が多く、方向を間違えると、とんでもない所へ連れて行かれる恐れがあるルートだった。

ルート/月待の滝駐車場⇒334.3m三角点⇒舗装路⇒トンネル上部⇒413.2m三角点⇒生瀬富士⇒立神山⇒かずま⇒生瀬滝上部⇒舗装路出合⇒駐輪地



 



画像中央の藪が薄くなってる所から取り付いた。
そうそう、宿泊したホテルからここまで車だと10分かからなかった。
実はホテルを出る直前まで歩いて来るつもりでいた。(自転車も昨日の内に仕込み済み)
しかし、足の裏にマメが出来たみたいで痛みを感じていたので急遽、車で来たのである。


尾根に乗ると石碑のようなものが置かれていた。


あちらこちらで西側の法面を補強してあった。
そのお陰と言うか人が頻繁に入って来るみたいで序盤は一般道のように歩き易かった。


危険な所は、なかったが沢山の露岩が出てくる。
地形図を見ると西側が切れている所が多かった。
高い所が苦手な私に取っては、あまり気分のいい場所では、なかった。


キツイ上り勾配を上がって行くと334.3m三角点に到着である。
スタートしてからここまで上り主体だったがこの後はアップダウンを繰り返す事になる。
しかも相当激しかった。(汗)


334.3m三角点からの展望は大子の市街地方面が少し見える程度で大した見晴らしでは、なかった。


334.3m三角点でおやつタイム。
この画像には写ってないが水筒の水が少し凍っていた。
気温はマイナス10度近かったと思うが今までの山行でそのような経験が1度もなかったのでビックリしていた。
雪山とかなら普通なんだろうけどね。


少しだけ藪が出てきた。
今回のルート上で藪は殆ど存在しなかった。


珍しくピーク(327m標高点)を巻いていた。
こう言う場所はホント少なかった。


ルート上にある唯一の舗装路が見えてきた。
この後、ピンクの目印があったのでそれに従おうと思ったが舗装路の方へ誘導している分けでは、なかった。


トラバース気味の踏み跡を発見した。
それに従うと谷の方へ誘導された。


踏み跡のお陰で危なげなく舗装路に下りられた。


逆側の取り付きは目印等見当たらなかったので藪が薄い所を狙って進路を取った。


呆気なく尾根に乗った。


ここで本日唯一のルートミス。
杭を追ってしまい急勾配を50m位下りてしまう。(汗)
小さな目印も付いていたのでなんの疑いもなく進んでしまった。
横移動してリカバリーしようかと思ったがそんな事が出来る地形では、なかったので急勾配を上り返した。


引き返すと当たり前だが尾根が見えていた。
さっきは全く目に入らなかったよ。(苦笑)


本日唯一の劇藪である。
距離は短いがハッキリとした踏み跡は見当たらなかった。
少しでも歩き易い所を探しながら前へ進む。


右方向に舗装路が見えてきた。
丁度、この舗装路のトンネルの上を歩いていた。


トンネル上部を過ぎると地形が複雑になる。
少しでも楽、出来るようショートカットを多様したが倒木が多く結果的に尾根上を歩いた方が良かったと思う。(苦笑)


目立つピークが見えてきた。
最初、これが生瀬富士かと思ったが413.2m三角点手前の無名峰だった。


本日、時折強風が吹いていた。
それを避けられ尚且つ日向があったのそこでランチにした。


2枚上の目立つ無名峰に到着した。
従走路の無名峰で1番の眺めだった。
ただ、風が強かったのでこの画像を写してさっさと先へ進んだ。


413.2m三角点に到着した。
1枚上の無名峰と違い全く開けていなかった。


やっと本日のメインの山が見えてきた。


鉄塔が出てきた。


後から地理院の地形図で確認すると鉄塔は今回歩いた尾根の真横を通っていた。
多分、巡視路もこれに近い場所を通ってると思われる。
その巡視路を辿るのも面白いかも知れない。


地形図だとこの辺りを横に破線が通っていた。
私は、てっきり登山道があるのかと思っていたが登山道は少しだけ先だった。
それと尾根の東側には登山道は存在しない。


既に一般道に接続していたが私は一般道を歩いてる感覚が全くなかった。
そうしてる内に岩場とロープが現れた。


今度は鎖まで出てきた。
しかし、私は一般道を歩いてる感覚が相変わらずなかった。^^
一般道と分かったのは家へ帰ってきてから人様のログ(ヤマレコ)を見た後になる。w


本日のメインの山、生瀬富士に到着した。
ゆっくり歩いて来たのでそれほど疲れていなかったが凄く遠く感じていた。
そこそこ人気がある山なので誰か来て居るだろうと思っていたが人っ子一人居なかった。
まぁ、既に2時を回っていたからね。


景色は前評判通り良かったが相変わらず風が強かったのでゆっくり眺めを楽しむ気にもなれなかった。
適当に画像を写して先へ進んだ。


頂上にある標識は大分劣化していて字がハッキリと読み取れなかった。
何とか滝と書かれていたのでそちらへ進む事に。
最初方向が東にずれていたが下って行くと南に回り込んで尾根上のルートになった。


生瀬富士から下り一辺倒なのかと思っていたが結構上り返しが多かった。
最初の上り返しなんか60mも上がっていた。


最初、上り返したピークには名前(立神山)が付いていた。
それと地形図には載っていなかったが三角点が設置されていた。


立神山からは先ほどまで居た生瀬富士が良く見えていた。
その奥に見えるのが413.2m三角点だと思われる。


真下に沢山の建物が見えてきた。
これは袋田の滝関連の観光施設だった。
袋田の滝は過去4、5回来ているが頭の上に登山道があるとは夢にも思っていなかった。


観光施設の先には袋田の滝である。


登山道の右側に見える山が月居山になる。
ここにも将来、登ってみたいと思っている。
勿論、その時はEC-03かベンリィ号の力を使って男体山から縦走登山だね。^^


なにやら標識が出てきた。


標識の所は十字路になっていた。


また標識である。


あ〜、ここが袋田の滝の展望ポイントね。
実は、もう1段下へ下りられたのだが風が強いのでやめといた。
なので迫力に欠ける画像になってしまった。(苦笑)
滝は8割程度凍っていた。


ここからは下りのみになる。


建物が見えてきた。
そろそろ終わりが近いようだ。


この画像の中央付近が本日の駐輪地になる。


川まで下りてきた。
ここを渡るようだが水量によっては無理との事。
本日は全然無理と言うか下手すると流されそうだったので清く諦めた。


ネットの事前情報だとこちらの橋が使えるとなっていたが行き方が全く分からなかった。
しょうがないのでキラキラ光る目印に追ってみた。


するとこんな場所に誘導されて。
直ぐ近くに民家があったが運良く空き家ですた。^^


無事と言うべきかここで舗装路に接続する。
後は駐輪地まで舗装路歩きになる。
その後の駐車地への戻りで大失敗をしてしまう。
ルートを良く調べてこなかったので遠回り&余計な坂を数箇所上がる事になる。(汗)
お陰で駐車地へ戻ると日没どころか完全に暗くなっていた。(苦笑)








予想以上にタフなコースだった。
距離がそんなになかったので楽勝かと思っていたそうでもなかった。
途中でフェードアウト出来る場所が少ないのでくれぐれも時間とペース配分は、しっかりやった方が良さそうだ。(自分で迂回ルートを編み出せれば話は別)
どちらにしても昨日と同様、正月早々歩くボリュームじゃなかったかも知れない。^^

歩行距離/10km|累積標高差/+1354m -1263m
所要時間(休憩含)/7時間50分(8:10〜16:00)|出会った登山者/0人
自転車走行距離/10.1km|累積標高差/+169m -260m

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 20mm/F1.7
GPS/Garmin eTrex30
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



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