作成者/管理人   2014年5月中旬実行
川俣〜大持山〜妻坂峠〜武川山〜松枝



2月の大雪後、初めて秩父へ行ってきた。
雪は既に消えていたが前回まで桐生付近の尾根を固め歩きしていたので中々足が向かなかった。
今回、歩いたルートは前半後半が藪山で中盤が一般道になる。
地形図を見てルートを決めたのだが前半の藪山は比較的メジャールートで後半は、かなりのマニアックルートだった。
私が探した範囲では1箇所のWebサイトしか取り扱っていないレアな尾根になる。

ルート/川俣(駐車地)⇒奥秩父線16号鉄塔出入口⇒焼山(793m標高点)⇒1142m標高点⇒大持山⇒妻坂峠⇒武川山⇒909m標高点(北側尾根進入)⇒641m標高点⇒県道53号線出合(駐輪地)



 



スタート地点の谷側に目をやるとまだ雪が残っていた。
近くには沢があって大分気温が低いと思われる。
幸い、ここ以外で雪を見るような事は全くなかった。


駐車地から2、3分秩父の市街地方面へ進む。
画像右の小屋の脇を入って行く。


これが入口になる。
最初は巡視路を使う。
私道みたいな通路なので人が居た場合かなり気まずいと思う。
その場合、焼山へ行きたいと言って通れせてもらうのが得策かも?


ここまで来ればこっちのものである。


後は気兼ねなく歩ける山道だった。


入口にもあったが時々、黄色い杭が出てくる。
なので鉄塔までは安心して歩けると思う。


ここで右からの尾根と合流する。


逆側を見ると濃い踏み跡が付いていた。
地形図だと歩けそうな尾根なんだよね。


この小屋は、あちこちのWebサイトで見た気がする。
家へ帰ってから改めて調べてみるとその通りだった。
ただ、明らかに劣化が進んでいた。
2月の大雪の影響だろうね。


あまり気にした事がないが県営林の標識は今まで見た覚えが無いな〜


お〜、中々大掛かりな法面の補強である。
この上にある鉄塔のためだろうか?


16号鉄塔に到着した。


16号鉄塔で視界が開けた。
大持山までで開けた場所は、ここだけしか存在しない。


左に見えるこの山は武甲山だろうか?


1番視界が広い都県境方面になる。
後から地図で確認すると方向的に右が天目山で左が蕎麦山粒だと思う。
違ってたらスマソ。^^


16号鉄塔から短い距離だが下りになる。


また、鉄塔である。
ボ〜としていたので名前を確認するのを忘れてしまった。^^


2番目の鉄塔の先は極端に歩き辛くなるのかと思ったがそうでもなかった。
多少踏み跡が減る程度で間違いそうな場所も上り方向なら無いかな。


軽く伐採してあった。
この後も数箇所そう言う場所に遭遇する事になる。


焼山(793m標高点)に到着した。
山と高原地図に載っている場所だが標識は付いていなかった。


焼山の直ぐ先は細尾根になる。
掴まるものが沢山あるので怖い思いは全くしなかった。


アンテナだろうか。
こんな標識が地面に落ちていた。


やっぱり。
既に役目を終えていた。


確か1142m標高点になる。
焼山と違いこちらは名前が付いていない。


1142m標高点からは辛うじて大持山が見えていた。


1142m標高点の先は少しの間、穏やかな尾根歩きが出来た。
それが終わると大持山まで約100mの急登になる。


ここで武甲山から続く銃走路に接続する。
ほぼ大持山の頂上に近い場所だった。


大持山に到着した。
2時間半で来られるかと思っていたが3時間近くかかってしまった。
去年の10月以来だから7ヶ月振りになる。


※オンマウスで以前の画像
前回は正面の山が雲に隠れていたが今回はバッチリ顔を出していた。
大平山や天目山辺りだと思う。


大分、カロリーを消費したのでしっかり補給した。


相変わらず従走路は歩き易かった。
ただ、今回は1キロも歩かないで離脱する事になる。


※オンマウスで以前の画像
見晴らしのいいここで従走路から離れる。
前回来た時はガスてって殆ど景色を見る事が出来なかった場所になる。


下の方には名郷の集落が見えていた。


これから歩く方向に目を向けると武川山である。
木が邪魔で見えないがその下が妻坂峠になる。


妻坂峠へ向かうルートは道幅が広い所が多く、中々気持ちのいい尾根だった。


この辺りが1110m標高点になる。
地形図を見て分かっていたが平地に近い場所だった。


少し勾配がキツクなってきた。
同時に黒い繊維のようなものが地中に埋まっていた。


妻坂峠に近づくと更に急勾配になってくる。
山と高原地図には急坂と書いてあった。
多分、画像中央の溝を通った場合、急坂なんだろうが林の中の踏み跡を辿ればすんなり下りられる。


※オンマウスで以前の画像
妻坂峠に到着した。
妻坂峠は山サイのメジャーコース(南→北)で1度だけ来た事がある。


なにやら毒のある植物の案内が出ていた。
まだ新しいので今年になってから設置されたと思われる。


ここから地形図以上の急勾配だった。
標識には岩場があると書いてあるがただの露岩で全く危ない所は、ない。


左方向に立入禁止のテープである。
尾根を進むと私有地があるのだろうか?


武川山に到着した。
武川山は暮れ以来だから5ヶ月振りになる。
その当時、まだ所有していなかった62sを入れて記念撮影をする。^^


※オンマウスで以前の画像
当たり前だが前回より緑が鮮やかだった。


武川山でランチにした。
そう言えば去年来た時もここでランチにしたっけ。


ランチ中、先月購入したツェルトの試し張りをしてみた。


ちょっと自作ポールが長かったみたいである。
後ろ側が少し浮いてしまった。
後日、手直ししたのは言うまでもない。
やっぱ試し張りは必要だよね。^^


武川山の先も歩き易い尾根が多かった。


分岐点を直進方向へ進む。
どちらへ行っても名栗げんきプラザに至るが山と高原地図によるとこれから歩く正面のルートが難路で右方向が一般道だった。


909m標高点に到着した。


その直ぐ先から藪山に入る。
私が気付いた範囲では目印等なにもなかった。


人間のものと思われる踏み跡は、あまり見なかったが尾根はハッキリしていた。
藪も殆ど存在しなかった。


いきなり岩場である。
ただし難易度は低かった。


間違いそうな支尾根が数箇所あった。
ここは右方向へ下りるのが正解だが何も考えていないと確実に直進すると思う。


初めて杭が出てきた。
一応、横瀬と飯能の境なんだがここまで全く杭を見かけなかった。


なにやら人工物である。


人工物の正体は地デジのアンテナだった。


これから下る方向を見るとアンテナの線が飛び出していた。
単純にこれを辿ればいいのかと思ったがその通りだった。


開けた所にまたアンテナが設置されていた。
この手前が641m標高点だったが画像を写し忘れてしまう。^^


この先が岩場ぽかった。


ふと左方向を見るとアンテナの線が下へ延びていた。
当然、こちらへ下ったのだが木に掴まって下りないと厳しい角度だった。


先ほどから車の音がしていたがやっと舗装路が見えてくる。


無事、県道53号線に下りる事が出来た。


右側を見るとEC-03がお出向かいである。
珍しくドンピシャで下りてこられたぜ!
朝、EC-03を置きに来た時に気付いていたが大きい鹿がお亡くなりになっていた。(合唱)
交通事故だろうか?








実は今回、今年初の車中泊山行だった。
去年もレポの中に書いたり書かなかったりだったが結構車中泊山行をしていた。
前日、仕事が終わってから家を出てくるので少し忙しないのだが当日の事を考えると全然楽だったりする。
山までの距離がある埼玉の自宅からだと体力的に3割程度は楽なんじゃないかな?
これからの暖かい時季、体力温存のため車中泊を多様する予定である。

歩行距離/10.3km|累積標高差/+1326m -1165m
所要時間(休憩含)/7時間20分(7:10〜14:30)|出会った登山者/7人
EC-03走行距離/25.5km|累積標高差/+263m -424m|消費電力/約50%

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 20mm/F1.7
GPS/Garmin GPSmap62s
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



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