作成者/管理人   2014年1月下旬実行
天覚山〜屋船山〜釜戸山〜多峯主山〜天覧山



刈場坂峠から始まった長い尾根歩きの最終回である。
今回は前回の終点である天覚山から天覧山まで歩く。
今回も基本、山と高原地図に載っている場所と言う事で誰にでも思い付く縦走ルートだがそれを辿るだけじゃ面白みがないので少し捻りを加えた。
天覚山を北側の尾根から取り付き、途中マイナーな2山へ寄ってみた。
元々は、いわゆる初級者コースなんだろうが余計なスパイスを利かせたお陰で結果的に健脚コースになってしまった。^^

ルート/東吾野駅⇒天覚山南尾根取付ポイント⇒天覚山⇒東峠⇒屋船山分岐⇒屋船山⇒屋船山分岐⇒釜戸山分岐⇒釜戸山⇒釜戸山分岐⇒久須美坂⇒舗装路出合⇒多峯主山⇒天覧山⇒東飯能駅付近の駐車場



 



本日のスタート地点は西武線の東吾野駅である。
ここから車を停めてある東飯能駅付近まで歩く。


少し歩くと前回下山に使った所が見えたきた。
軽い藪を抜けて伐採地に出ると視界がぱっと広がったんだっけ。


※2013年12月の逆方向からの画像
改めて見ると確かにいい眺めである。^^


前回の下山口が見えてきた。


巡視路があった。
取り付きが上手く行かなかったらここを使おうかな?


更に進むと作業道を発見する。
これは、さっきの巡視路より良さそうである。
ここの右にある小尾根から取り付こうと思っていたが上がれるような角度では、なかった。
しょうがないのでもう少し先へ進む。


結局、本尾根まで来てしまった。
すると尾根に取り付く濃い踏み跡が普通に付いていた。
勿論、これを使った。


5mも上がると尾根に乗った。
尾根には、しっかりとした踏み跡が付いていた。


前方に作業道が現れた。
これは、ほぼ100%3枚上の画像に写ってる作業道になる。


作業道を超えると登山道っぽくなってきた。
所々、赤い杭が打ってあった。


最初の展望地である。


下の方に作業道が見えてきた。
先ほど渡った作業道の続きだと思われる。


また、展望地になった。
辛うじてスカイツリーが確認出来た。


展望地の左下を見ると濃い踏み跡が付いていた。
なんか見た事あるぞ?と思ったら前回下山に使った登山道だった。
つ〜事はここで正規登山道と繋がった事になる。
思いのほか歩き易かったのであっけなく藪ルートは終わりとなった。


沢筋コース分岐。
山と高原地図によると両峯神社跡となっている。
画像左に写ってる石の階段は、それの残骸だと思われる。


縦走ルートに接続する。


天覚山に到着した。
尾根を繋げて歩いているのでまた来る事は分かっていたがこんなに早く来るとは思っていなかった。


景色は相変わらず素晴らしかった。
この画像を写した時は意識しなかったが本日の最高地点になる。


貸し切りだったのでゆったりとおやつタイム。
序盤から余裕ぶっこいているがこの後、7時間近くも歩く(休憩込み)ロングルートだったとは。(汗)


天覚山を下りて行くと分岐点があった。
左へ進むと多分沢筋コースに繋がると思われる。


巡視路の杭が見えてきた。


杭の直ぐ先が鉄塔だった。


鉄塔付近からの景色である。
この後、尾根から離れ谷へ下る。


舗装林道に突き当たる。


※オンマウスで拡大画像
何故か次の順路が出ていなかった。
注意深く辺りを探すとビニールテープの上に多峯主山、天覧山⇒と書いてあるのを発見する。


あったあったここが続きである。
地形的にこの場所が東峠だと思われる。


屋船山分岐に到着した。
案内があるのかと思っていたがそんなもの存在しなかった。


ルートは明瞭だった。
分岐さえ分かれば普段この手の場所を歩いてない登山者でも十分歩けると思う。


また、最初の方に出てきた伐採地が見えてきた。


左に目をやると先ほどまで居た天覚山である。
スタートしてから2時間半程度歩いたと思うがまだスタート地点からあまり離れていなかった。


屋船山の手前が少し勾配がキツかった。


屋船山(277m標高点)に到着した。
景色もなくマニアor渋山好き以外来てもしょうがない山頂になる。


標識まで渋かった。^^


逆方向にも、しっかりとした踏み跡が付いていたが尾根を繋げたいので残念ながら引き返す。



縦走ルートへ戻る。
改めて辺りを見渡すと。


地べたに屋船山の案内が落ちているのを発見。
一応、簡易的な目印が付けられていた。


人の声がしてきたと思ったらゴルフ場である。


登山道は当分このゴルフ場に平行していた。


釜戸山分岐に到着した。
ここは標識が沢山付いていたので先ず見落とす事がない。
釜戸山までのルートは難路扱いだが山と高原地図に掲載されている。


屋船山までのルートよりアップダウンが小さく歩き易かった。
迷いそうな場所も存在しなかった。


釜戸山に到着した。
ここで登山道は2方向に分かれていた。


私の勝手な思い込みだが屋船山と同じで全く展望のない山かと思っていたが違っていた。


既に12時を回っていたのでベンチ等なかったが釜戸山でランチにした。


また、縦走路に戻る。
縦走路は、ここまで高低差が結構あった。
しかし、この分岐を過ぎると平坦な所が増えてくる。


一瞬視界が開けた。
見えたのは川越付近だろうか?


下の方に作業道が見えてきた。
最後までここには接続しなかった。


左側に登山道があった。
この時は気付かなかったが山と高原地図に載っている一般ルートだった。


今度は右側に登山道である。


標識によると久須美と言う所に至るようだ。
後から調べるとここが久須美坂だった。


確か本日初めて見かけた祠になる。
しかも、石の祠に比べるとかなり希少な木の祠だった。


277.5m三角点に到着した。
この石の塊は何か意味があるのだろうか?


最初、三角点は石の下敷きなのかと思っていたが違う場所に設置されていた。


三角点付近からの展望である。
これから登る多峯主山や天覧山が見えていた。


所々、左方向へ下りられる登山道があった。
尾根歩きに拘らない登山者は、そちらへ行った方が楽だし早い。


住宅地が近づいてきた。
どの家もバカでかく超高級住宅街って感じだった。^^


遊水地だろうか?
ここで一旦平地に下り立つ事になる。


舗装路に突き当たり右折する。


当分、舗装路歩きなのかと思っていたが200mも歩かないでまた登山道に入る。


谷に沿って歩く。
近くを大分造成しているので登山道が何処を通るか全く予想出来なかった。


先ほどから重機の音がしていると思ったら登山道の脇を造成中だった。
この辺りでピークになり。


ここまで一気に下りる。
後は多峯主山までほぼ上り勾配だった。


別の登山道に突き当たる。
この後、分岐が沢山出てくるが全て多峯主山方面へ進む。


多峯主山に到着した。
タイミングが良かったのか頂上には誰も居なかった。


頂上からの景色である。
先ほどの高級住宅街が良く見えていた。
その奥にある三角形の山は多分秩父のシンボルだと思う。


飯能の市街地も見渡せた。


既に3時を過ぎていたがあまりにも気分のいい場所&貸し切りだったのでおやつタイムパート2。^^


頂上から次(天覧山)に進むルートが良く分からなかった。
地形図を見て天覧山の方向へ進む。


最初の分岐で天覧山の案内が出てきた。
この後も数箇所分岐があるが全て天覧山の案内に従う。


天覧山までの最後の分岐である。
多峯主山からここまでは下りだったここからは上りになる。


※この画像からリコーPXの画像
5、60m標高を稼いで天覧山に到着した。
ここでデジイチのバッテリーが終わってしまう。(汗)
一応、中華バッテリーの予備を持ってきていたが半年近く使わなかったら完全に放電していて1枚も撮れなかった。w


山頂からの眺めは、まあまあだった。
多峯主山に登る前にここへ来れば大分印象が変わったと思う。


下山ルートは展望台の右側を通る。
この直後、軽い岩場になる。


沢山の石仏が置かれていた。
これは十六羅漢像と言うそうで江戸時代のものになる。


公園にあるような立派なトイレが見えてきた。


トイレの直ぐ先で舗装路になる。


大きい通りに出て後はGPSを見ながら駐車地へ向かう。








4時半頃駐車地に到着した。
思ったより時間がかかってしまったが本日は事後処理がないので日没30分前でもかなり心の余裕があった。
出来ればもっと公共交通機関を利用した登山をしたいのだが中々丁度いい場所がなかったりする。
オール公共交通機関利用ならあるのだろうが普段全くそれらを使用しない私には、ちと厳しいかな。
今後も現地での片道限定になるが使える所は積極的に電車・バスを使おうと思う。

歩行距離/16.8km|累積標高差/+1424m -1447m
所要時間(休憩含)/8時間15分(8:15〜16:30)|出会った登山者/20人位

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 20mm/F1.7|リコーPX
GPS/Garmin GPSmap62s
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



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