作成者/管理人   2014年1月上旬実行
石尊山〜初日山〜清澄山(妙見山)



千葉の山、最終回である。
前回も予告しなかったが一昨日からお世話になっているビジネスホテルに連泊して今朝、現地へやって来た。
残念ながらネタ切れになってしまったので今晩埼玉へ帰ります。^^
最終日も期待通りかは分からないが得意の尾根歩きをする。
今回歩く場所は私が所有するガイドブック(新・分県登山ガイドの古いやつ)には未掲載でネットで探してきた石尊山から清澄山までの縦走路になる。
石尊山と清澄山は別々でガイドブックに掲載されているが何故だかその間の尾根道が抜け落ちていた。

ルート/七里川温泉(駐車地)⇒国道465号線側登山口⇒石尊山⇒初日山⇒一杯水林道⇒清澄山(妙見山)⇒清澄寺駐車場



 



駐車地の七里川温泉から少し歩いて国道465号線に接続して大多喜方面へ進む。
七里川温泉にも登山口があるのだが少しだけ捻くれたルートを辿る。


トンネルの手前が登山口になる。


登山口には石尊山の案内が出ていた。
実は、この登山口、ストリートビューで発見したのだ。^^


踏み跡は少な目だった。
やはりこちらから入る登山者は殆ど居ないようだ。


何処を歩いたらいいか良く分からなかった。
歩き易いとこから適当に上がる。


古い時代のトンネルが2つあった。
私は、この手のものに全く興味がないと言うか気味が悪いので素早くその場を離れた。^^


上の方に来ると濃い踏み跡を発見する。
それを辿るとルートがハッキリしてきた。


ここで尾根に乗ったと言うか縦走ルートに接続する。


振り返って今上がって来たルートを撮影。
多分、人工的に削って作ったと思われる。


一応、標識が出ていた。
劣化具合からしてそんな古じでは、なかった。


尾根が広くなってきた。
この辺りは地形図を見て適当に歩く。


薄い踏み跡があったのでそれを追うと標識が現れた。
逆光で全く字が読めないが大多喜(左方向)と書かれていた。
ここを右方向へ進む。


標識の左側は鉄塔だった。
GPSで確認するとこの鉄塔の近くまで車道が来ていた。


石尊山に到着した。
地形図には載ってなかったが三角点が設置されていた。


少し七里川温泉方面へ行くとバカでかい祠が置かれていた。
ここまで巨大な石の祠は今まで見た記憶がない。


案内がなかったので石尊山からどちらへ進むか迷った。(実際には、あると思う)
地形図を頼りに道のない急勾配を下りて行く。(踏み跡は、あったけど)


下り切ると登山道の上に乗った。
左に目をやると標識が設置されていた。


麻綿原と清澄の案内である。
本日、歩く予定の場所が両方とも書かれていた。


西側の視界が開けた。
後から考えると前日に歩いた元清澄山方面だった。
少しの間、明るい尾根歩きになる。


札郷方面との分岐。
札郷方面のルートは地形図で見ると破線になっている。


この標識の辺りから森の中へ入り見通しの利く場所がほぼなくなる。


名前は付いていなかったが印象的な岩の塊があった。


展望のいい所を探しながら歩いていたが見付からないのでこの平らな場所で。


休憩&おやつタイム。


凄く太い木である。
なにやら案内がぶら下がっていた。


そう言えばこの手のものがガイドブックに載ってたっけ。


確か282m標高点になる。


不安定な場所に祠が置いてあった。
もしかして隣の木が成長したお陰でそうなったのかも?


大多喜、鴨川、君津、3市町村の境になる。
ここは登山ルートの途中では、なく小ピークになっている。
わざわざ登った場所だが3市町村の境を示す証は存在しなかった。(境界の杭は、あったけど)


※オンマウスで石仏拡大
ここは以前右側に登山道があったっぽい。
それにしてもこの石仏は何時の時代のものだろうか?
かなり独特だった。


昨日も見かけた小型の標識が出てきた。
東大の演習林が近い(既に中に居るのかも?)のでそれに関連するものだと思われる。


舗装林道が見えてきた。
下りてしまおうかと思ったが行ける所まで登山道を歩く事に。


宗教施設のような建物が現れた。


そこが初日山だった。


初日山からの景色である。
この画像では良く分からないと思うが太平洋まで見渡せた。
下に見えるお寺は麻綿原天拝園になる。
2枚上の建物は、このお寺の一部だと思われる。


1段上に石塔が置かれていた。
標識等設置されていなかったがこの場所が初日山の頂上になる。


珍しく本日は、ほぼ無風状態だったので初日山でランチにした。


初日山を下ると舗装路に突き当たる。
ここから約1キロの舗装路歩きになる。



後、残す所3.6キロか。(妙見山登山は除く)
この画像を写した時は気付かなかったが関東ふれあいの道では、なく房総ふれあいの道になっていた。


右折してダート林道に入る。


あ〜、ここの画像は登山系サイト以外でも見た覚えがある。
このゲートの先がかの有名な一杯水林道になる。
鉄壁のゲートを想像していたが結構ショボかった。^^
林道自体も自然が多く残るとガイドに書いてあったが何処にでもあるただの林道だった。


展望ポイントがあった。
先ほど初日山からの景色を見ているので何も感じる事がなかった。


両側が車道になった。
左側がダート林道で。


右側が舗装路だった。
地形図を見ると舗装路の先が清澄山になっていた。(ただの標高点だった)
それで行ってみたが手前の鉄塔の所が通行止めで365m標高点には辿り着けなかった。


この鉄塔の先が清澄山と勘違いした365m標高点になる。



ここで一杯水林道は終わりとなる。
こっち側のゲートもあちらと同様で大したゲートでは、なかった。


左方向に清澄寺が見えてきた。


横を覗き込むと階段があった。
地形図だとこの上が妙見山だったので横から失礼する。


2、30m上がると建物が見えてくる。


清澄寺の奥の院だろうか?
て言うかここが妙見山の頂上だった。
建物を一周してみたが妙見山の標識は何処にも出ていなかった。


妙見山を下山して更に進むと清澄寺の入口である。
妙見山の頂上には人っ子一人居なかったがここは沢山の参拝客で溢れていた。


清澄寺から5分も歩くと朝仕込んどいたEC-03が見えてくる。
実は本日、EC-03では、なくMuP8を使う予定だった。
しかし、1日目に半分もバッテリーを消費しなかったので使う事となった。
結果論になるが3日間EC-03、1台で全然余裕だった事になる。








3日間千葉の山を歩いた分けだが正直、印象が薄い。
私の中では房総半島と言えば独特な雰囲気があって他の県と一線を画する場所と認識していた。
しかし、山に関しては、それが全く当て嵌まらなかった。
こちらへ来る前は冬場の定番スポットになればいいなと思っていたがまた行きたいと言う気持ちには今の時点では、なれない。
少なくとも真似したくなるようないいお手本が見付からない限り千葉の山へは再び来る事がないと思う。

歩行距離/13.6km|累積標高差/+804m -669m
所要時間(休憩含)/6時間15分(8:50〜15:05)|出会った登山者/1人
EC-03走行距離/8.3km|累積標高差/+84m -219m|消費電力/約20%

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 20mm/F1.7
GPS/Garmin eTrex30
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



           Copyright (C) yamatabi-diary. All Rights Reserved