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少し寒かったのでニット帽とフェイスマスクを装着して駐車地を出発する。
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登山口が良く分からなかったが橋を渡ると案内が出ていた。
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歩きたい尾根の反対方向へ登山道は延びていた。
この後、登山道は右方向へ旋回する。
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標識の向こう側が歩く予定の尾根(770m標高点北西尾根)になる。
枯葉のお陰でハッキリとした踏み跡が見えなかったがここから取り付く。
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正規登山道は、770m標高点北西尾根の西側を通っていた。
ネットで見ると沢の近くを通るコースだった。
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非正規ルートは藪が無いに等しかった。
歩き辛い所も特になかった。
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時々勾配がキツクなる。
当然そう言う所は踏ん張るので踏み跡が確認出来た。
多少は歩く人間がいるようだ。
体が温まってきたのでこの辺りで早くもニット帽とフェイスマスクを外した。
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ビニールテープの目印を発見した。
私が気付いた範囲では、このタイプの目印以外見かけなかった。
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尾根は広くなり何処でも歩き放題になった。
ここは、なるべく左側を通ると後が楽になる。
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また、尾根がハッキリしてきた。
勾配も殆どなくなる。
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唯一の下りになる。
と言っても5m程度しか標高を下げなかったが。
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岩場が出てきた。
上の画像の岩場が1番厳しい場所だった。
左から簡単に巻けたけど。
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770m標高点に近づくと周りが明るくなってくる。
左方向には前回歩いた尾根だと思うが見えていた。
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非正規ルートに入ってから1時間ちょっとで770m標高点に到達した。
今、歩いてきたルート、私が探した範囲ではWeb上に掲載されていなかった。
正規ルートは歩いた事がないが尾根歩きが好きな方には、こっちの方が多分、気に入ると思う。
勿論、道なしルートに慣れた方、限定になるが。
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770m標高点から正規登山道へ向かうルートは踏み跡は、あるものの薄めだった。
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ここで芦ヶ久保から上がって来た、正規登山道(学習登山コースLESSON2の標識の所で分かれたルート)に接続した。
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二子山の手前が急登だった。
ロープが張ってある区間が結構長い。
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地形図で見るともう1本の登山道は尾根の上を通っていた。
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雄岳に向かう。
この後、岩場が出てくるがゆっくり歩けば全く問題ない。
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山と高原地図のコースタイムだと1時間40分だが2時間ちょっとかかって雄岳に到着した。
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雄岳の展望地からの景色である。
武甲山が左方向に見えていた。
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秩父盆地の景観が素晴らしかった。
左側の存在感のある山は両神山になる。
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雄岳からは当分下り勾配が続く。
ここからは軽いアップダウンを繰り返す。
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何処かの林道に下りられるそうだ。
どっち方面へ抜けられるかは書いてないが山と高原地図を見ると正丸グリーンピアと言う場所に至るもよう。
バス停もあってそれに乗れば芦ヶ久保へ簡単に戻れる感じだ。
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ロープが張ってあったがジグザグに踏み跡が出来ていてそっちを通った方が上りの場合、楽だと思う。
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焼山に到着した。
山と高原地図には書いてなかったが本日の最高展望ポイントだった。
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30分位前まで居た二子山である。
二子山の景色は、遮るものが全くなくホント素晴らしかった。
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これが奥武蔵方面になる。
この何処かが前回歩いた尾根だと思う。
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左側にダート林道である。
全く荒れていなかったがタイヤの跡も見られなかった。
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ここから林道歩きになる。
後から出てくるが以前は前方の尾根と繋がっていた可能性が高い。
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右方向は現在通行禁止になっていた。
やはり、林道を作ったせいで登山道が分断されたみたいだ。
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正面に存在感のある山が現れる。
これが武川岳になる。
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武川岳がハッキリ見えてきた。
頂上付近は平らに近い形状だった。
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武川岳に近づくと気持ちのいい尾根歩きが楽しめる。
時刻はお昼少し前と言う事で気温も大分上がり最高の尾根歩きだった。
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南側だけ開けていた。
方向的に奥多摩方面だと思う。
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武川岳から西に進むと妻坂峠、更に進むと10月に訪れた大持山へ至る。
横方向の尾根も機会があったら歩いてみようかな?
ホント尾根歩きをしていると歩く場所に困らないと言うか切がない。^^
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丁度、12時だったので武川岳でランチにした。
そう言えばお昼なのに全くサイレンの音が聞こえなかった。
それだけ山奥と言う事だろうか?
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ボ〜としてると山伏峠方面へ行ってしまいそうだ。
標識は出ていなかったがこの付近が前武川岳だった。
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登山道は尾根を忠実にトレースしていた。
ここは数少ない尾根を巻いているレアな場所になる。
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天狗岩頂上に到着した。
ここから急勾配の下りが続く。
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天狗岩頂上を少し下った所から撮影する。
中々ボリュームのある石峰群だった。
この辺りは逆向きに歩いた方が景観的には良さそうだ。
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天狗岩のルートは男坂と女坂に分かれていた。
私が通ったのは女坂だったが結構厳しいルートだった。
つ〜事は男坂は、もっと激しいのだろうか?
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重機の音がしてきたと思ったら前方にネットが現れる。
この手前を右折するよう案内が出ていた。
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※オンマウスで反対側からの画像
ネットに近づくと明らかに採石場だった。
そっか、前回歩いた縦走路から見えた採石場は、ここだったのか。
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1枚上の画像の所から200m程度トラバースすると尾根に乗った。
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後ろを振り返ると歩き易そうな尾根が見えた。
標識によると以前は、この尾根に登山道があったようだ。
先ほどの採石場が出来たせいで登山道を変更したもよう。
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更に登山道は続いていた。
多分このまま舗装路を進んでも結果は同じだと思う。
折角なので私は登山道を通る。
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舗装路をしばらく歩くと名郷の標識が見えてくる。
近道と思い入ってみたが後から地図で確認するとその通りだった。
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ネットで調べると入間川の上流部(清流域)を名栗川と呼んでるそうだ。
なので正式名称は名栗川では、なく入間川になる。
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2時半頃、名郷に到着した。
後はEC-03で山伏峠を越えて振り出しに戻る。
その山伏峠を越えるバスがないため自家用車使用だと縦走登山が難しいのである。
飯能までバスで戻り電車で芦ヶ久保まで行けば縦走が可能だがそんな面倒な事をやる登山者は先ず居ないだろうね。 |
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