作成者/管理人   2013年7月上旬実行
和名倉山(秩父湖ピストン)



早朝4時40分家を出た。
熊谷から寄居に差し掛かった辺りで霧雨になる。(汗)
長瀞の手前で本降りとなった。(大汗)
昨日の予報では曇り勝ちだが雨が降るような事はないと言っていた。
それを信じ、景観があまり期待出来ない矢岳か和名倉山に登ろうと秩父へやって来た。(結果的に和名倉山に登った)
秩父の市街地で某牛丼チェーン(老舗の方)に入り朝食を食べながらタブレットで天気予報をチェック。
秩父地方は1日を通して降水確率が30%だった。
微妙な予報だったが折角ここまで来たのだから取り合えず現地まで行ってみる事にした。

ルート/駐車地⇒埼大寮⇒吊橋⇒取付ポイント⇒反射板跡地⇒造林小屋跡地⇒小さな草原(北ノタル)⇒二瀬分岐⇒和名倉山(白石山)⇒同ルートで駐車地



 



現地に到着すると雨は上がっていた。
更なる天候の回復を期待して駐車地を出発する。


駐車地から県道278号線を三峰方面へ歩いて行くと標識が見えてくる。
ここから入って行く。


この建物(埼玉大学秩父寮)の脇が入口だった。
丁度、最初の画像の左側に写っていた建物になる。


遊歩道を4、5分歩くと吊橋になる。


吊橋は一応、人数制限があった。


そこそこ、丈夫そうな吊橋だった。
傷みも殆ど見られなかった。


画像中央付近が駐車地になる。
木が邪魔で何も見えないが。


橋を渡って左方向へ進む。
因みに右側は通行止だった。


目印が沢山付いていた。
上れなくもなかったが更に先へ進む。


ここから取付く。
作業道の一部っぽい。


序盤は凄く歩き易かった。
間違いそうな場所も見当たらず。


標高が上がって行くとガスが出てくる。
この時点で雨は全く降っていなかった。


この辺りは尾根らしい場所だった。
ただ、こう言う所はあまり存在しなかった。


初めて下り勾配になった。
ただし2、3m程度しか標高は下がらなかった。


少しだけ開けた場所である。
真っ白で何も見えなかった。


今回歩いたルート中、1番狭い場所になる。
逆側から登山者が来た場合擦れ違うのは無理だと思う。
まぁ、こんなマイナールート、しかも平日、先ず来る事はないだろうが。


ちょっとした広場に出た。
後から登山地図で確認すると反射板跡地と言う場所だった。


しかし標識には登尾沢ノ頭と書いてあった。
登尾沢ノ頭は1段か2段、上なんだよね。


このタイプの標識がルート上に沢山設置されていた。
最初に見たのはここだったと記憶している。


反射板跡地は頭上が開けていて明るい場所だった。
後から考えると以前何かがあった場所かも?
あっ、そうか反射板があったのか。
でも反射板って何だろう???


前方は殆ど開けていなかった。


反射板跡地で最初のカロリー補給をした。


反射板跡地からは平行移動になる。
標高グラフを見て頂ければ分かると思うがホント平である。


コケが神秘的だった。
相当湿気が多いのだろうか?


ルート上最大の難所である。(通過してから撮影)
ただ、画像に写っている木を使えば簡単に通過出来る。


ワイヤーが出てきた。
この付近が造林小屋跡地になる。


私が気付いた中で1番の大物になる。
廃物好きとかには、たまらない場所なのだろうか?
廃物に全く興味のない私は悪い天候もプラスして不気味なだけだった。


線路が登山道の一部になっていた。


トラバース区間は終わりになりここから上り勾配になる。


唯一の水場である。
復路に予備で少し汲んだが結局消費する事はなかった。


勾配が増してきた。
更に雨が降り始め時折激しく降る場面も。(汗)
デジイチをリュックに仕舞い、解像度が落ちるのであまり使いたくなかったが防水コンデジを代わりに出した。


※この画像からリコーPXの画像になります
スズダケの区間に入った。
後から知った事だがこの付近、遭難が多いみたいだ。


黄色い杭が出てきた。
東大演習林との境のようだ。


ちょっとしたピークで視界が開けた。
晴れていれば方向的に東京と埼玉の境の山が見えると思われ。


一旦、平地になる。


平地になった所にこの標識が設置されていた。
これはこの先のためにあるのではなく、今上がってきたルートのために設置されていた。(逆方向から来た時のため)


ルートが不明瞭になったので地形図を見て尾根に上がってしまう。
この直前に2名の登山者と擦れ違った。(群馬のハイトスさんご一行様でした)^^
私と同じで秩父湖からピストンだそうだ。
少し時間が遅かったので心配されますた。
確かに遅くても6時には出発するべきコースだったかな。
て言うか歩いた本人が言うのも何だけど、こんな天候の時に歩く行程じゃないと思う。ヾ(~∇~;) ヲイ


登山地図によると小さな草原(北ノタル)という場所でルートの上に再び乗った。
尾根は倒木が多かったので15分程度タイムロスになってしまう。(汗)
貴重な時間を無駄に消費してしまった。


山梨からの登山道との分岐点(二瀬分岐)に到着した。


頂上まで25分と言う案内が出ていたがそんなにかからなかった。
そうそう和名倉山ではなく白石山と書いてあるがこれは山梨側からの呼び名になる。


晴れていればいい感じの開けた場所である。
この時は少しガスてて雨が時々パラパラしていた。


登山地図のコースタイムと同程度の時間で和名倉山の頂上に到着した。
標識が沢山付いていたが不思議な事に白石山と言うものは1つも存在しなかった。
ネット等の情報で知っては、いたが展望のない地味な頂上だった。


仁田小屋登山口と言う標識が付いていた。
家へ帰ってからネットで調べると最短で和名倉山に来られるルートのようだ。


超簡単な昼食を食べ。


体が冷えない内に来た道を引き返した。





※オンマウスで辿ったルート表示



復路も往路でルートを見失った辺りで軽いミスコース。(汗)
直ぐにリカバリーして事なきを得る。
途中、休憩らしい休憩を取らないでなんとか日没の30分前に駐車地に辿り着いた。

今回は完全に時間の読み違いをしていた。
ネット上のコースタイムだと6時間強で歩く人が居て8時間もあれば余裕で帰って来られると勝手に思い込んでいた。(登山地図のコースタイムは約10時間半)
健脚の人のデータはあてにならいと言うか自分には全く参考にならない事が分かった。
次回以降の山行は自分に合った情報なのか良く見極めて出来るだけ余裕を持った計画を立てようと思う。

歩行距離/18.1km|累積標高差/1740m
所要時間(休憩含)/10時間45分(7:55〜18:40)|出会った登山者/2人

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 20mm/F1.7|リコーPX
GPS/Garmin eTrex30
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



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